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変形性ひざ関節症

第一回健康通信
🌸本日のテーマは「変形性ひざ関節症」
膝が痛い。辛いですね。
患者様のお話を聴いていると、
“歩くと痛む”“走ると痛む”“階段の上り下りが痛い”“曲げると痛い”など
膝が痛いといってもどのように痛いのかは千差万別です。

膝が痛いと「もう年だから」とか「老化現象だからしょうがない」とよく耳にします。しかしここに断言します。
《年を重ねたから膝が痛いわけではありません》
確かに膝の痛みは中高年に多い悩みの一つですが
中でも変形性ひざ関節症は若いころから発症する人もいます。
どんな人かというと、スポーツをよくする人や、肉体的強度の高い仕事
をされている人などです。

🌸変形性ひざ関節症とは
膝を構成する関節軟骨に何らかの圧力や、力が加わって傷がついたり
すり減ったりすることで痛みがでる疾患です。何年もかけて症状が
悪化し、治療しないと日常生活に支障が出ます。
①前期
膝軟骨が変性し、衝撃吸収力が低下します。
関節軟骨はレントゲンには映りません。この段階で診断を確定するのは
困難です。しかしひざの違和感や痛みが感じられます。
②初期
関節軟骨がすり減り始めます。
③進行期
膝の変形やO脚が目立つようになり、膝がまっすぐ伸びなくなります。
この時期に初めてレントゲンでもわかるようになります。
④末期
関節軟骨が完全にすり減り、普通のひざの動きが出来なくなります。

このように疾患が進行していきます。前期・初期にははっきり痛みが出ます
が、進行期・末期になると激痛、鈍痛と人さまざま。日常生活に支障が出て
休んでも痛みが残ります。杖や支えなしでは歩けなくなります。

🌸このような人は変形性ひざ関節症になりやすい・悪化しやすい
・O脚やX脚
・体重が重い
・スポーツをよくする、していた
・肉体的ハードな仕事をしている、していた
・太ももの筋肉が低下している
・慢性関節リウマチ痛風、偽痛風
・膝や膝のまわりに大きなケガをした人

🌸どのように治すのか?
まず変形性ひざ関節症は元の状態に戻せません。
しかし正常に戻せない部分はあっても、できるだけ症状をやわらげ
機能障害を取り除くことで治療完了とします。
~治療プロセス~
まず今の膝の状態をセルフチェックします。
・膝は十分曲がりますか?伸びますか?
・正座はできますか?長く座れるか?
・太ももの筋肉は痩せてきているか?
特に筋肉がやせると、膝を支えられなくなるため一層の悪化材料と
なります。
・治療目的を確認する。
今の現状がどのようになれば良しとするか決めます。
“日常的に歩いたり座ったりの動作が難なくできるようになりたい”
“スポーツなどの趣味を楽しみたい”などです。
しっかり担当医師と相談してください。

基本的な治療は膝を使いながら治すことです。
中でも筋力UPで飛躍的に膝症状を改善することは可能です。特に太ももの
筋肉は膝をサポートするうえで大切です。また付け加えて言えば、よりしなやかな筋肉を作るためにストレッチも同時に行うようにすれば完璧です。
また痛いからという理由で、座ってばかり、動かないはより症状を進行させます。できるだけ歩行習慣をつけましょう。
また食生活も見直しましょう。体重が重い人はもちろんですが、特に気にならない人も、良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルはバランスがいいか一度考えてみてください。
そしてその補助としてお近くの病院や接骨院を使いましょう!

いわた接骨院|豊田市若林東[公式]肩こり,むち打ち,頭痛治療に特化 (iwata-rebone.com)
診療時間/午前9:00~12:00/午後3:30~8:00 休診日/水曜午後・土曜午後・日・祝
土曜日の診察は8:30~午後1:00
までとなります。

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