#150 業界ネタ～有識者検討会②

おはようございます！今日もなかなか暑いですね。昨日、妻が仕事が遅かったので、先に娘の寝かしつけをしていたんですけど、あっさり寝そうになっていた時に妻が帰ってきまして。。。皆さんの想像通り、ばっちり娘のテンションが上がって、そのまま寝ないという感じに・・・あるあるなのですが、寝るのが大幅に遅くなって寝不足気味ですね。娘も朝、辛そうでした。さてさて本日は「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」です。

検討会がなかなか熱い！！！

先日、お話した検討会の続編です。9/22に製薬団体からのヒアリングが行われました。岡田製薬協会長は「魅力度低下と未承認薬増加」を指摘。薬事・治験環境改善と薬価制度改革の両輪で議論を進める必要があるとのこと。また岩屋EFPIA会長は、薬価抜本改革後の「上市中止」が加盟企業で4社もあったことを触れた。「薬価だけの問題ではない」としながらも、「実際は老舗と呼ぶような、歴史が長く活動している外資系製薬会社においてもこのような傾向が見られ始めているということについては注意深く考える必要があると考える」と述べた。

売上を上げるか、コストを下げるか、その両方か

なかなか日本の厳しい状況が業界団体からの意見でも良く分かりますね。簡単にいうと売上を高く出来る仕組み（薬価制度）とコストを下げる仕組み（治験環境・薬事制度）をしっかりと整えることが重要というすごく真っ当な意見が出ていると思います。薬価については日本という国の国力が下がる中で他の問題との兼ね合いもあり、この薬というものにどこまで投資できるのかという問題がありますね。その点、コストを下げる方策に関しては、まだまだやれることもありそうな気がしています。我々も貢献できることがないか考えていかないといけないなと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか？検討会は非常に勉強になるし、しっかりフォローしようと思います。実はYouTubeでも生配信されます（アーカイブはされません。。。残念・・・）。特に注目しているのがブロックチェーンによるモニタリングの効率化と申請資料の英語化（あるいは機械翻訳による翻訳の自動化）あたりでしょうか。この辺のコストが日本で下がれば、だいぶいい感じになるのになあと妄想する今日、この頃です。ではでは、また！

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