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#423 製薬業界ネタ~長期収載品の選定療養・対象医薬品リスト 総数1095品目 田辺三菱製薬が21成分49品目で企業別トップ

おはようございます!今週もよろしくお願いします。いよいよGWまで1週間ですね。皆さんは連休の予定はどんな感じでしょうか?私はカレンダー通りのGWではありますが、前半は我が家では恒例の春の音楽フェスに行ってきます。一日中、音楽を聴いて、美味しい物を食べて騒いできたいと思います。後半は家族で長野に行ってきます。知り合いの方が引っ越して以来、行こうとずっと思っていたんですけど、なかなかいけなかったので、今回、行ってくることにしました。楽しみです。さてさて本日は「製薬業界ネタ~長期収載品の選定療養・対象医薬品リスト 総数1095品目 田辺三菱製薬が21成分49品目で企業別トップ」です。

長期収載品の選定療養対象

いよいよ今年の10月から実施される長期収載品の選定療養対象のリストが公開されました。後発品の置き換えが進んでいない先発品に関しては患者負担が増えるっていうやつです。以下、記事からの抜粋です。厚労省保険局医療課は4月19日、10月実施の長期収載品の選定療養の対象医薬品リストを公表した。リストアップされた医薬品は総数1095品目(445成分)。企業別にみると、田辺三菱製薬が21成分49品目で最も多く、次いで住友ファーマの18成分46品目となった。選定療養の対象となった長期収載品のうち、23年の院外調剤金額100億円以上の大型製品は、武田薬品のアジルバ、マルホのヒルドイド、久光製薬のモーラス、大塚製薬のサムスカOD錠などが並ぶ。長期収載品の薬価と後発品最高価格の差額が最も大きかった内用薬は、小野薬品のイメンドカプセルセットで3356.6円、注射薬は日本イーライリリーのアリムタ注射用500mgで5万2205円、外用薬はクリニジェンのスプレキュア点鼻液0.15%の2256.5円となった。

いよいよビジネスモデルの転換期・・・

先日、別のニュースで三菱が医薬品ビジネスを売りに出すような話が出ていたように思います。いよいよ田辺三菱、住友ファーマあたりはこの制度の影響をもろにうけそうですね。どのくらい先発品が使われなくなるのか、要注目です。既存のビジネスモデルも大きく変わる節目になりそうな気がしますね。日本の製薬業界はどうやって生き残っていくのか、瀬戸際中の瀬戸際なのかもしれないです。ある程度、スケールを確保しない限りは、今後はますます残っていけないことは間違いないので、M&Aの流れが出てくるのか、気になりますね。資金力があるところも限られてくるので、本当に沈没しておしまいになってしまわないか、心配だなと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?個人の負担額がイメージとしてどのくらい変わるのか、誰かシュミレーションしてくれているサイトとかないですかね。意外と先発品が好きだという方もいるので、どのくらい負担額に差が出てくるのか、気になった次第です。とはいえ、これまでよりもずいぶん価格の開きは出てくるでしょうから、ジェネリックへの切替えは進むんでしょうね。これを機にAGに切り替えるブランドも出るかもしれないですね。要注目です。ではでは、また!


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