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#370 業界ネタ~製薬業界2023 その1

おはようございます!今週もよろしくお願いします。クリスマスですが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?お子さんがいる家庭ではあるあるだと思いますが、今朝、大変でしたよね?プレゼントに喜んでくれたのはすごく良かったのですが、まあ、遊ぶのに夢中になって保育園どころではないですよね・・・何とか説得して、ぎりぎり保育園に行ってくれました。小学校はもう冬休みですよね。小学生になったら、この時期、どうすればいいんでしょうかね。じいちゃん、ばあちゃんに頼るしかないか。さてさて本日は「業界ネタ~製薬業界2023その1」です。

ちょっと今年を振り返ってみましょうかね。良い記事があったので共有します。以下、内容です。医薬品の迅速・安定供給: 厚生労働省の有識者検討会が医薬品の迅速・安定供給実現に向けた報告書をまとめ、具体的な解決策の検討を開始しました。これには、海外での開発が先行する医薬品の場合、日本での臨床第1相試験を原則不要とする方針や、製造方法の変更に関する新規制の導入が含まれています。2024年度の薬価制度改革は、創薬力の強化とドラッグ・ラグ(海外で承認された新薬が日本で市場に出るまでの遅れ)の解消を目指しています。革新的新薬の迅速導入や新薬創出加算の見直し、小児用医薬品の評価拡充などが主な内容です。 医薬品の供給不安は依然として問題であり、特に後発品において供給停止や限定出荷の状況が続いています。政府は、主要メーカーに対して増産の要請を行いました。 大手後発品メーカーの沢井製薬で品質不正が発覚し、厚生労働省から業務改善命令が出されました。

結構、色々な事があった一年ですね。新薬としては日本人P1試験を不要とすることや、2024年の薬価制度で企業要件の廃止などがインパクトが大きかったのかなと。新薬メーカー、特に海外バイオベンチャーにとっては良い方向性だと思いました。反面、国内の比較的規模の小さい会社にとっては経営方針の大きな変換点に来ているように思いました。あと心配なのは医薬品の品質、供給の問題ですね。まあラムネより安い薬価が付いている後発品が一部で話題になっていましたけど、今後、後発品メーカーの品質問題が拡大すると供給できる会社がそもそもかなり減ってくるような気がします。何か別のやり方を考える時期に来ているような気もしてきました。

いかがでしたでしょうか?この辺の業界の流れはちゃんと見ておいた方が良いと思います。2024年に向けて、どのように業界が変わっていくのか、自分はその中で、どんな価値を提供できるのか、この辺がポイントだと思います。年末年始のお休み中に考えるためのきっかけになれば幸いです。たぶん、その2も記事として出ると思いますので、後半分も取り上げようと思います。ではでは、メリークリスマス!


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