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#224 業界ネタ~有識者検討会⑤

おはようございます!昨日は朝からずっとやることに追われて更新が出来ませんでした。少し日差しが暖かくなってきましたね。近所のお家の梅も咲き始めていました。春が近づいてきている感じがして嬉しいですね。娘の体調もすっかり良くなって元気に保育園に行きました。元気が一番ですね。さてさて本日は「有識者検討会の続編」です。

 今回の有識者検討会は・・・

昨日、有識者検討会がありました。新薬のお話ではないので共有するか悩みましたが、やっぱり後発品の事も重要だと思い、こちらの記事にしました。以下、記事の抜粋です。2月15日の「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」で、後発品の安定供給をめぐり、「ジェネリックは置き換え事業なので、必要量はそこそこわかる。薬価収載の時に安定供給の量の概念を入れていくということは一つの形ではないか」との認識を示した。安定供給をめぐっては、厚労省は後発品の製造販売業者に薬価収載後、少なくとも5年間の安定供給を義務付けており、「常に必要な在庫を確保する」ことを求めている。ただ、具体的な量の記載はなく、結果として、少量で生産を継続している企業が増え、多品目・少量生産という非効率な生産体制となっている。

 後発品は公共財的なものではないか?

品質の問題もここに絡んできていて多品目・少量生産という無理ゲーをしているので、かなりお粗末な生産工程になって他の製品の成分がコンタミするような事態になっているんだろうなと。あと後発品メーカーの業界再編についても進めていく施策が提案されていますね。現在は190社も後発品メーカーってあるらしいです。ちょっと驚愕の数字ですよね。ある程度の規模で生産体制が確保できるところだけが残っていく感じに流れとしてはなるのかもしれないです。少し前にお話したように特に後発品になった医薬品は公共性が高いと思うので、あまり市場経済に任せて管理するのもいかがなものなのかなと個人的には思っています。

 まとめ

いかがでしたでしょうか?かなり厳しい状況になっているのが分かるかなと。私の血圧の薬も一時期、供給が逼迫して後発品が使えないみたいなこともありました。その背景にはこういう事情があるんだなと。何でもかんでも市場に任せるみたいな発想は、物によっては機能しないと思うし、その辺の見極めも重要だと思うんですよね。電気・ガス・水道と同じカテゴリにこの辺の医薬品も入る気がしています。ではでは、また!


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