釣りとまっちゃん
まっちゃんは釣りが好きだ。まっちゃんと釣りした思い出は全て楽しい。
なぜならまっちゃんは釣りが大好きだからである。
大好きなものがある人と大好きなことするのはそれなりに充実する。
例え自分が素人であっても、まっちゃんは明るい顔で釣りを教えてくれた。
まっちゃんと海釣り川釣り、釣り堀も行った。
全然坊主の自分でも楽しみ方はあった。
ハゼ、イワシ、手長エビ、釣り堀以外の海川で釣った魚はみんな捌いて調理して食べた。生き物は皆、旬が一番美味しいんだなと気付かされる。
サビキで釣って、旬のまま食べたイワシのゴマ漬けは格別だった。
勘のいい人はお気づきかもしれないが
鰯太の語源の由来の鰯はこの時の楽しかった経験から来ている。
何事も自分で苦労して作り、味わうことは特別な味を舌にもたらしてくれる。
まっちゃんは俺より常に頭が良かった、そして好きなことを友達に広げてくれる人だった。俺はいまだにまっちゃんと会えたことが嬉しいし、まっちゃんと釣りの楽しい思い出をいつでも思い出せる。まっちゃんは色々あって関東を離れたけど、住み慣れた関西で大切なパートナーと結ばれて生活してるのは本当に嬉しいことだった。
今でも連絡なくても明石の港をのぞきに行けば釣りをしてるまっちゃんにひょっこり会えるんじゃないかと、そんな気がしている。
阿佐ヶ谷の思い出の釣り堀で日曜日ちょっと釣ってから行こうかな。釣り下手くそだから坊主だろうけども。
↓まっちゃんに抱きつく夫婦の飼い猫
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