げ!ITエンジニアで生きてきて気が付いたら30年を過ぎていた!超ヤバい(のか?)
こんにちは。タイトルのこれですよ。やばいよやばい。ジミヘンの一生分ですよ。という業界歴30年の登場です。ITエンジニアの30年後のリアルをお届けいたします。
意外と35歳定年説みたいなことは無かった
個人的な仕事環境ですと、起業した会社もしくはフリーランスで仕事してきたので「管理がたいへんでプログラム組んでる余裕ないよ」みたいなことは無かったです、というか経営も経理も営業もインフラもセミナー講師もプログラムもやります。キャッシュフローは少し意識しないと廃業してたかもしれません。あと身体的に老眼が来てないのと大きく病気しなかったので、それはラッキーだっただけです。
事業体が小っちゃいので売り上げ的に一番損なレンジで商売してる関係上、高額納税のわりに金がたまってません。「IT技術職だと年収ん倍」みたいなスクールの宣伝のあれ、なんだったんだ?自営業で年収が5倍になっても200万円から1000万円の上昇だったら、法人化でもしてないと納税やキャッシュフローで破綻しかけるぞ(経験談)
捨ててきたものについて
私ごときの事業など「来年はぜったい経営破綻してる!」と毎年思っていたけど、約30年そうならなかったので、比較的いい加減な気持でも潰れにくいのかもしれません。
まあしかし長期的な計画は何も組む勇気はありませんでした。維持できてるだけでまあ良しと考えてます。
長期の休暇とか家のローンを組むとか、そういうのは検討したこともなかったです。海外旅行も行ったことありません。自分でやってる会社の社畜です(笑)なので労基も助けてくれません(泣)
しかしやる気になれば出来てたことばかりなので、後続の皆様は悔いのないよう生きて頂きたいと強く望む所存で御座います。
良かったこと
あ、良かった事を書かねば。
この職種、大手IT会社の社員でも小規模ベンチャー経営でも個人事業主でも、いがいと財布の中身は変わりません。私ごときでも何とかなるので。転職過程で無職時代に派遣会社に登録しても、まあまあ時給は良かったですよ。
しかし他の人が多く書いてると思いますが、エンジニア業界は「一生勉強中」な感じなので新しいアーキテクチャに取り組むのは心理的ハードルが低いです。
最初はオフコンや汎用機のCOBOLやC言語でスタートしてても、現役であるかぎりスマホアプリだろうがビッグデータだろうがAIだろうが、ITと関係あるかどうか微妙な動画編集や画像加工でもそんなに苦痛ではないです(個人の感想)。
それと何十年経っても特に目立ってあんまり変わらないものもあるんで、長くやってるだけ有利な分野もあります(SQLとかCの基礎文法とかターミナルのコマンドとか)。こういうのが来るとボーナスステージです。
最後にこれからIT業界を目指す方へ
私が考える重要ポイントですが、他の方とは違うかもしれません。
・PCの前で一日座ってるより、対人スキルでこなすべきことのほうが多い。仕事相手はPCでなくて使う人だって事。
・自己投資は必要だと思います。機材でもノウハウでも人脈でも「会社がくれない」じゃなくて「入手するにはどうする」を考える。
・それ以外は適性や運だとも思いますので、皆様のご検討をお祈りします!
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