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半年間通らなかった社内申請が3時間で通ったのはA4の紙1枚だった話

ビジネスっぽい日常の話はほぼ書けないんですが(守秘義務)、先日一つありました。
「社内」といっても自分自身はフリーランスなので、契約先の会社の話なのですが、とにかく必要な申請が通らなくて進まない話があったんです。
聞くとそれなりの既定の手順を踏んでて普通にやってるっぽい。悪くない。
担当者も「うちの組織は古い体質ですからねー」とか言って諦めている。

停滞している状況を打開するためのプレゼン資料

無視しても良かったのですが、このパターンを通すのは得意な自分の腕試しと思って「補足資料1枚だけ手伝いますよ」と言ってしまった。
やり方は自分の営業スタイルに当てはめるだけなので、実は30分くらいで書き終わった。そのまんま提出したら3時間後に承認が下りた。作った自分も少し驚いた。

どうしたか?

誰にでも使える作戦かどうか分からないので、万人にオススメするものではありませんが、打開策の一つとして考えてください。
まず、上に全く通じない申請書とか稟議書は正直読まれてない。10ページ書いても最初の1ページが絶望的に読まれてない

読みたくないものを読ませるためにはどうするかというと、
私の場合は1ページ以上書かないで4コマの起承転結にする。
1コマめ「背景事情」4コマめ「お願いしたいこと」を明確にする。
2~3コマは普通、メリットとコストの話ですが、エモい文体で書く。思いつかなかったら、生成AIに考えてもらう。(道具としてAIを使う ←重要)
体裁は字を20ポイントくらいのデカい文字で、漫画かインフォグラフィックにする。
それに、画像をたくさん入れるのと視覚的に強いフォントを使いたいのでAdobeのソフトで書く(IndesignとかIllustrator)。Officeシリーズはフォントが弱い。Officeじゃないと受け付けてもらえない場合は、枠線と図表部分だけでもAdobeで書く。Adobeが無い環境ならCanvaやWeb版のAdobe Expressとかを使う。
で、あくまで補助資料。既定の書式を無視するのはダメと思う。知らんけど。

・・・なわけで、万人に通用するわけではないと思いますが、違った角度のアプローチは違う人に頼んでみたりしたら簡単だったりします。
そんな奴いねーよ。という現場も多いと思われますが、自分の場合は忙しい時でも資料作りは好きです。営業も数を打たないし、個人でやってるので日常で資料とかあまり書くことがないので少し楽しいです。

私の業務報告資料ファイルは、仕事に関係ない偉い人も読みに来ます。
理由は「本日の作業報告」「4コマでわかる現状報告」など漫画のコーナーがあるからですw

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