寝てる間に北朝鮮からのミサイルが私の喉に直撃したんか？

拝啓
これを読んでいるあなた

すっかり寒くなったね。
あなたもご家族も変わりありませんか。

私は連日連夜39度を超える発熱に苦しんでいるよ。

今日で5日目の異常事態だよ。

勘のいいあなたならもう気付いたね。

またコロナだよ。

喉の違和感を感じ、いつもの通りに「アルコール消毒しときゃあ治る」とほざいてお酒を飲んでいた数日前の私はもういないよ。

痛みに襲われる度に神や仏やらご先祖様に助けを求めているよ。
アルコールなんて間違っても飲めない。

何が辛いって前回同様、激しい頭痛と喉の痛み。

頭痛が始まると頭がかち割れそうになり、
むしろ誰かが私の頭をかち割ろうとしてるよね？と錯覚するほどの痛み。

リアルに脳細胞が消滅してる気がするよ。
残り少ないのに…

群発頭痛ってこれより痛いのかな
これ以上の痛みって存在するのかな
とここ数日で何度も考えたよ

そして喉に至っては、
よく痛みを0〜10で表すとどのくらい？なんて質問があるけど10だよ。
食い気味に10。

北朝鮮のミサイルを喉で受け止めて世界を守ったんじゃないかな。多分。

傷口に塩を塗るって言葉があるよね。
想像しただけで痛いけど、私の場合味噌汁がそれだったよ。

味噌汁を飲むと喉が焼けるように痛くて
「へー！これが傷口に塩を塗るってやつか」と身をもって知ってしまった36歳の冬

つばを飲み込む度に激痛で、にらめっこしたら3歳以下は泣くだろって顔で飲み込んでる。

そしてどれもこれも天下のロキソニンが全く効かないんだ。
怖いよね！！

そしてここからが不思議なんだけどね…

自宅仕事の私は基本的に家から出ないし
もちろん手洗いうがいも徹底してるんだけど

家族の中で私だけがコロナに狙い撃ちされてるんだ。

よっぽど好かれてるのか
よっぽど抗体がないのか

そもそも
3月、8月とコロナに罹患して今回で3回目

今回かかったお医者さんには

「3月にコロナになったのね…うんうん。
え？8月にも？
これ見てください。ね？
間違いなく陽性でしょう？
8月にコロナになって今またなるなんて、
僕はそんな人見たことないからね。
8月のは何かの間違いだね。」

と言われる。

「明らかに8月と同じ症状なんで間違いないと思いますよ。」
と言いたかったけど、喉は痛えわ声は出ねえわで一言も喋れない状態だったのでコクンと頷く。

病院でもらった薬もこのミサイル級の喉の痛みには現状効いてない模様。

解熱効果だけはあるので、薬で解熱してる間に映画を見たりこうやって文字を書いたりしている。
５日目にもなると慣れたもんで、38度を切ったら少し元気。

37.5度を切ることはまだない。

今回の療養生活は至れり尽くせりで自室に隔離させてもらい、夫が毎食食事を運んでくれる。

まるで入院中のようなサポートだ。

喉が痛くて食べられるものが限られてるが、多分色々考えてくれてフルーツや豆腐など食べやすいものを中心に毎回トレイに乗せて提供してくれる。
控えめに言って神だ。

一度だけ、紅生姜たっぷりの牛丼が出てきた時は流石に泣きながら頑張ったが食べられなかった。

紅生姜たっぷりの牛丼が私の好物だと思って作ってくれたのだろう。

だが今は傷口に塩では済まされなかった。
爆発した喉に紅生姜、だ。

コロナの複数回罹患について

前回の症状とほぼ同じだが、
痛みの強さは確実にパワーアップしてる。

複数回罹患すると死亡リスクや後遺障害ウンタラカンタラはあながち間違っていないのだろうなと少し恐怖も感じている。

今回ですら生命の危険を感じる痛みだ。

次回罹患したら…と想像すると恐ろしい。

仕事も遊びも夢も悩みも。
全て健康あってのものだと思い知らされたね。

体調崩して時間があっても、目が痛くてスマホは見てられないし、今がチャンスと思いまだ読んでなかった本を開いても全然頭に入ってこない。

今後はより一層、健康管理に気を配らないとなぁ。

そしてコロナさんよぉ、そろそろお引き取り願いたいね。
もう貴様は充分猛威を奮ったから、安らかに消滅してくれ。

それじゃあみんな、
備えをしっかりね。

最低限、命の水と解熱鎮痛剤だけは常備しておくって約束してね。

1年で3回コロナになったおばさんとの約束だよ。