マガジンのカバー画像

地域再生・活性化:地域を変える「ローカルガストロノミー」

5
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

「新潟美食手帖」の増刷が決まりました!

昨年秋に発刊した「新潟美食手帖」の増刷が決まりました。このスピード増刷は著者として嬉しいかぎり。そして多くの方から「美食手帖を見ながらあちこちのお店を巡っていますよ」とご連絡いただいていますが、これも著者冥利に尽きます。 一昨日も東京のとある有名美食家の方が新潟へ。秋にお越しになられたばかりなのに、この短期間での新潟リピートは異例。「あの本を見たら、行きたい店がたくさんできてしまって」と、今回は3軒のお店を訪問するそうです。 現在、書店の在庫は少なくなっていますが、2月初

旧街道をローカル・ガストロノミーで彩る“KAIDO”プロジェクト

実は私たちの会社、自遊人では、17年前の2002年から、安全で美味しい食、伝統製法を守る食に焦点を絞った食品の製造&販売を行っています。 そして私たちの有機&無農薬「野菜セット」の集荷&出荷場があるのが、兵庫県丹波市。私も以前は丹波市柏原のオフィス&倉庫&出荷場にずいぶん通いました。 私にとって丹波市とその周辺は「親戚の家がある地域」といった感覚(新潟が自分のホームだとすると)。そんなご縁もあって、今回「一般社団法人ノオト」さんが手掛ける、ローカルガストロノミーによる地域活

和歌山県有田川町と包括連携協定

株式会社自遊人は、和歌山県有田川町と「包括連携協定」を締結いたしました。 今後、自遊人では、有田川町の豊かな農産物と加工品のブランド化を推進するだけでなく、有田川流域の隠れた食文化を掘り起こし、地域の産業振興、経済活性化、ひいては移住促進のための提言を行ってまいります。 当社は2002年から、日本各地の農産物ブランド化と販売促進を手がけ、2013年にはフードアクションニッポンアワードで優秀賞を受賞しています。また2014年からは新潟県南魚沼市で「里山十帖」を運営。農業、産

石川県「スローツーリズム連携プロモーション」

石川県「スローツーリズム連携プロモーション」として、能登の魅力をイベントやメディアを通して発信しています。 2019年2月には、12名の読者のみなさんとトラベルジャーナリスト寺田直子さんとともに、石川県・奥能登を巡る特別なツアーを開催しました。 その様子は、雑誌「自遊人」でレポート。ぜひご覧ください。

「内外海本づくりへしこ」プロジェクト

福井県小浜市で「へしこ」と「へしこのなれずし」の魅力を伝えるお手伝いをしています。 【本物を守る奇跡の集落】 若狭の伝統的発酵食品「へしこ」。本物は鯖と塩と米ぬかしか使いません。桶に漬け込んで一年、素晴らしい味の「へしこ」ができあがります。 でも残念ながら、本物の「へしこ」は若狭でもごくわずか。内外海と呼ばれる小浜市のごく一部の地域で、昔ながらの伝承の味を守っています。 私の役目は、この伝承の味を地域で守る仕組みを作ること。簡単に言えば「ブランド化」なのですが、ネーミン