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☆「出産=痛い」という思い込みからの解放①☆

実は先月末に、第1子を出産しました。
とても可愛い女の子です。
産後3週間、毎日試行錯誤しております。

この出産で、私の中で発見がありました。

それは、「出産は痛いもの」というイメージがなくなったことです。

今回は、こうなった経緯について述べていきます。


元々私は妊娠出産に対して、
・悪阻はトイレがお友達で毎日苦しい
・出産はとてつもなく痛くて辛いもの
・でもお腹を痛めて産んだ我が子は可愛い
・自分もそう産まれたし経験しておきたい
そんな風に思ってました。

それはドラマでの悪阻の辛そうな描写や
周りの人たちの
「出産はほんとに痛いよ」
「鼻からスイカなんて騒ぎじゃないよ」
「人生で一番辛かった」
そんな言葉の影響がありました。

しかし妊娠が分かった当初は、
ひと月後に結婚式を控えていたのもあり、
何とかなる!私は悪阻は酷くない!
そんな風に思っていたら、ほんとに大きな問題はなく経過しました。

そして産休に入る直前、再度色んな人から
「痛いけど頑張ってね〜」
と言葉をもらい少し不安になります。


そんなタイミングで出会ったのが、
リラックスバーシングというものでした。

これはリラックスすることで痛みもなく穏やかな出産をするというものでした。

ヒプノバーシングとも言われ、
自然で痛みがなく、優しく穏やかな出産として
アメリカで生まれた出産メソッドです。

イギリスのキャサリン妃が体感したことで
日本でも聞かれるようになりました。

ヒプノバーシングのヒプノとは
「ヒプノシス=催眠」からきており、
自己催眠により心を落ち着かせ
深いリラックス状態にすることで、
緊張や痛みを和らげて出産できる
のです。

“催眠”とつくと怪しいというイメージを
持たれる人もいるかもしれないけど、
催眠術で操られているというわけではなく
自分の感覚と調和しているという感じです。

催眠状態とは潜在意識が開かれた状態であり、
深いリラックス状態のことをさします。

つまり、自分で深いリラックス状態を作り、
潜在意識の中に潜っていくのです。

深呼吸しながら寝たふりする…
そんな状態になります。


自分はどうするとリラックスできるのか探り
すんなりリラックス状態になる練習をし
周りにもそのサポートを依頼する…

ヒプノバーシングでその反復練習をしました。

リラックスすることで心身の緊張が解けて
変に力むことがなくなります。

また、モルヒネの200倍の鎮静作用を持つ
エンドルフィンというホルモンが分泌され、
痛みの原因となるカテコールアミンという
ホルモンの分泌は抑制されます。

そのため痛みを感じることがほとんどなく、
心地良く穏やかに出産が進み、
会陰切開などの医療介入もほとんどなく、
必要となった医療処置や体力の回復も早い、
安定した出産ができるのです。


私はこのヒプノバーシングの講座を
旦那と受けにいく予定だったところ、
切迫早産気味で絶対安静になったので
オンラインにて1人で受けました。
急な対応ありがたかったです。

会陰切開が本当に嫌だった私は、
蕾が開花する映像を見ながら
子宮口が緩んでいくイメージを描きました。

そして海が好きなので、
寄せては返す波に揺蕩うイメージをして
陣痛が訪れるのを待ちました。

陣痛は子宮の収縮運動ですからね。
つまりは子宮が動く波なんですよ。

最初はうまくイメージできませんでした。
ほんとにこれで合ってるのか、
そればかり気になって。。

でも以前旦那が、
催眠とかは信じていないのに
一緒に催眠術カフェに行ってみたら、
一番催眠にかかりやすかったんです。

その時に「いかに想像力を使うかだよ」
そう言っていたのを思い出し、
ただただイメージしました。

これはただの妄想だと思うかもしれない。
でもその時に出てきたもの、
それに良いも悪いもありません。
それこそがその時必要なイメージなんだと、
講座後のフォローアップで知りました。

赤ちゃんが感じていることを聞き取ることが
出来た時もありました。
逆にその子が4歳くらいになった時のことを
見ることが出来た時もありました。

毎晩イメージトレーニングを続けながら、
出産のことやその後の生活などの理想を
アファメーションとして唱え、
リラックス状態になる練習をしました。


元々無痛整体を学んでおり、
自然治癒力の凄さも感じていたりして、
「どんな意識を持っているかが
その人の状態がどうであるかに影響する」

そう考えているので、
イメージトレーニングやアファメーションは
積極的に行うことができました。

そして結果的に、
ほんとに穏やかに(そうでない時もあったけど)
出産することができました。

あまりに長くなったので、
出産時のことはまた次書きます。

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