おうち英語アドバイザーEmiさんの初セッション受けてみた!
「ことのはバイリンガル育児」さんのインスタから知った「おうち英語アドバイザーEmi」さん。
ことのはさんの初セッションを予約できたのが6月だったので、まだ時間があるので、先にEmiさんとのセッションを受けてみることに。
Emiさんの公式LINEから、メッセージ問い合わせ。すぐにお返事が来て、セッションを予約。それまでに、子供たちが英語を読んだり話したりしている様子を動画で撮って送ってほしいとのことだったので、お恥ずかしいレベルながらも撮って送ってみた。
Emiさんは、フルタイムでお仕事をされているママのため、セッションは平日21時以降から土日ということで、お忙しい中恐縮です。私は平日の方がありがたいので、21時から90分のセッション。
結論からいうと。
光が見えてきた!
まず、最初はハッキリと「書かれていた目標が、すごく高いですよね。今の状態では、かなり難しいのではないかと思うんです。」と言われて、グサッとショックだった。
が、それは紛れもない事実です。はい。まずはそこからなんだ、と。
私は、現実を直視せず、自分の勝手な遠くて強い願望だけを見ていた。そうすることで、現実を受け入れず逃げていたのかもしれない。夢を語るだけ語って、やるべきことはやらず。
「やることやってからね!」
いつも子供たちに叱ってばかりいたこの言葉は、実は自分自身に向けられたものだったのかもしれない。
やることやらず、続けもせず、すぐに止める。理想だけ高くて。
Emiさんからのアドバイスは、そこからまず小さい目標を立てること。そこからスモールステップを踏んで取り組んでいくことへマインドをシフトさせることが大事だと軌道修正してもらえた。
上2人(中1、小6)は、この歳になってくると、何より本人たちのやる気や意志が大事になってくる。親がいくら海外はいい、英語は大事、と洗脳していても、まだ中学生。ぼんやりとしか世界は見えていない。心からの必要性ややる気はまだ持っていない。
英語を使えるようになるかどうかのポイントは究極、2つしかない。とEmiさんが断言。
ひとつが、好きなことが英語と絡んでいるか。
もうひとつが、必要性に絡んでいるか。
んなるほど〜!現状は、上2人に関してはどちらもゼロ。好きなこととは切り離されているし、必要性も特にない。
英語は基本親にやらされていることだし、ママは結局日本語で言えば通じちゃうので必要性も弱い。
これって、例えばお父さんが外国人、お母さんが日本人のハーフの子で、お父さんは日本に長く住んでいて日本語がわかってしまうので、日本に住んでいたら子供は日本語しか使わないっていうパターン、よくある。いくらお父さんが英語で話しかけたりしても、子供の返事は日本語っていう。
やはり、純日本人の家庭でも、プリスクールやインターに通うことがなければ日常で英語を使う必要性もないし、おうちでママがいくら英語でぐわーって話しかけても、日本語で返せば済んでしまうから、難しい。
そこで思い切って頼るべきなのが、外注の力なんだそう。
そこは、母である私がなまじ英語が使えちゃうもんだから、もったいなくて外部に投資するなんて、と踏ん切りがつきにくい。自分でやろうとしちゃう。
以前おうち英語でどうしてもうまくいかなかったケースが一件だけあって、それはやはり同じようにお母さんが英語が上手な方だったそう。
そうか、外注に思い切ってもっと投資しておくべきだったのか。もったいないって渋っていた時間が一番もったいなかったんだな。
「英語しか伝わらない人」っていう存在をもっと取り込むべきだった。
Emiさんは、お子さんが年中の時にはSkypeのレッスンを1ヶ月で20コマは入れていたそう。
さらに、プライベートでネイティブを呼んで、1時間くらい英語で遊んでもらう。それは、レッスンではなくて、遊び。とにかく遊んでもらう。例えば15分は絵本を読んで、残りは遊びというのでも良い。
なぜ遊びかというと、レッスンはどうしてもつまらないが、遊びの方が子供は集中するから。意欲が湧くことの方が後々、英語が入る。
ただここで注意点が、子供がその人と話したいと思う強い絆が形成されるまで、根気よく続けること。多くのママが、その絆ができるまでの期間がお金を無駄にしているように思えて辞めてしまうのだそう。とにかく、続けること。
そして、自分に合うものを見つけること。
まず、子供は3人とも違う。
長女は、絶賛反抗期。アニオタ。けど人前でパフォーマンスするダンスユニットでも活動している。勉強は苦手じゃない。
息子は、ゲーマー。読字障害の毛がある。勉強が超苦手。でも聴覚が優れていて、聞こえた通りに音を再生するのが得意。絵も超上手。
次女は、まだ言われたことはぎりぎり素直にやるし、英語の感覚が育ってきている。絵を描くこと、ゲームをすること、妄想に浸ることが好きな不思議ちゃん。社交的で集団ではボスキャラだが、場所によっては黙りこくる。
このそれぞれの特性をよく見極めた上で、それぞれに合うベストチョイスを親が働きかけていくことが大事。
具体的なことは、手書きでメモしてあるので、今後情報を集めて、体験してみたりして、詰めていく。
上2人は、もう大人と同じ方法で、シャドウイングや音読など、地道に訓練しながらやっていくやり方の方が、「おうち英語」的なアプローチより合っているかもしれない、と。
高すぎる理想にとらわれてギャップに苦しむのではなく、まずは下の子だったら「耳を作る」に専念する、など、スモールステップでひとつひとつ目標を達成していく。
そして、これと決めたことは、毎日続ける。朝、帰ってきてから、寝るまで、など細切れの時間を使って(って言うのは簡単なんですけどね、とEmiさん笑。わかる。私もこれよく英語教室の保護者さんたちに言ってるな〜)。
あと、私が気になっていた本を読む子読まない子の違いについて。
Emiさんの考えとしては、本は、なくてもいい。でも、読んだ方がいい。それは日本語と一緒。
ただ、読めないのと読まないのは違う、と。読める状態に働きかけて持っていくことは大事。でも、そこから読むかどうかは本人の選択。なるほど。
他にも、臨界期説の話とかも興味深かったな。9歳ごろ、つまり小3とか小4あたりで、それ以前だったら1週間何もしなかったらあっという間に口が固くなって鈍ってしまうけど、臨界期の頃を過ぎたら、多少やらない期間があっても、鈍らなくなった感覚があったとのこと。面白い。
バックパッカーとして世界100カ国も周ったEmiさんは、海外で、バイリンガルな子供たちを普通にたくさん見てきた。そして「やっぱり環境なんだな」と悟ったのだそう。すごいなあ、説得力が。
刺激たっぷり、そして100パーセント良い意味でショック療法だった。すごく視野が狭くなっていたけれど、パァッと目の前が開けた気がする。
目の前の子供達をしっかり見て、心を決めて、はたらきかけていこう。
我が家の、かなりスロースタートな、本当の「おうち英語」の始まり。
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