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魔人 3 嬉々と楽し

「魔人どの!」

前回と同じように
目の内側に例の異様な姿が現れた。

「何なりと」

では
前回の続きで
魔神は人間をおもちゃのように観ているとのこと

それは何故なのか考えてみた

もしかしたら
他に楽しみがないのかとも

いかにも
そのようでもあり
そのようでもない

それは
どのような意味なのか

我々魔人の喜びは
人を操る支配にあるが
神様からは悪ガキのように管理されている。

度がすぎると咎められ
ボンヤリしていると寝ぼけているなと咎められる。

褒められる事は無いのか?

「無い!褒められるのはいつも人間さ」

よくわからないが、複雑な事情があるようですね。

では本題に入りたいと思います。

前の話から松果体が進化の全てだというのは

大体分かりました。
では松果体、つまり内側の眼が開くというのは
今魔人様を目の内側で観ているのと何処が違うのか?

似てはいるが全く別次元でもある 

では
その別次元に眼を開くのはどうしたら良いのか?

それは簡単なことさ。
「言い訳や理屈を最小限にして意図したイメージを使って創造を始める事」

それに尽きる

私たち人間は何千年もそのようにして現代文明を育ててきているのと何が異なるのですか?


人間はイメージを使って自然や動物を支配しているように思っているが、

実のところ我々魔人たちがイメージやインスピレーションを作って囁いているのだ。
だから
人間は我々のしもべで遊び道具なのさ。この地球の支配者に納まっているのは自分の力だと勘違いしている。
 その証拠に人間そのものはほんの少数を例外にして全くと言っていいほど進化していまい。

なるほど
私たち人間の進歩は
私たち自身の創造と思っていた事が
違うのですね。
自分自身のほんとうの能力を使っていないし、また本当の能力を使わないように、混乱させられているのも理解できることではある。

では
私たち人間に創造力を発揮されても困るし
アホのようにしもべに成り下がっても、面白みがないということなのか?

いや、それでいいのが我々魔人と言われる側の見解で、最高に嬉々として面白いという事は言っておこう。

なるほど
魔人世界では問題は何もないのですね。

ただあなた様が
その本質を見抜かれると困るのは我々ではあるが、神様からは我々の魔人いじめのようになる

それでもあえて
あなた様に人間に知ってはならない秘密を漏らすのはのは

神様の指令であるので致し方のないことだ。
神様にとっては魔人界に波紋を広げて遊びたいのかも知れん。

何せ
神は愛とやらをもって、じっと見守っているだけだからきっと暇しているんだと思う。

我々は
超真面目の神様と超アホのような人間の間での悪ガキが性に合っている。

あなた様も
魔神になりたいのじゃないのか。

魔人の喜びは理解する。
そんな側面は私にもあるが
私の好みからして

魔人の能力を持った女神を夢見ている。

おーっつー
それはオレも同じだ。

、、、魔人 4に続く







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