【俳優】という職業と【演じる】ということについて。
俳優の皆さんに質問です。
『演技』とは具体的に何をすることですか?
「自分が与えられた役になる」「役として存在する」「物語の中で役として生きる」 etc…
ほとんどの俳優の方々から出る答えです。
では、再度質問です。
『どうやったら役なれて、物語の中で存在をし、生きることができますか?』『[役作り]とは具体的に何をやることですか?』
ここまでくると、より具体的にハッキリとした答えを言える俳優の方は決して多くいません。
なぜでしょう・・・?
私なりのその答えの一つに【演技とは・・・『誰でもやっていること』】だからです。
どんな人でも会社では上司や同僚に、学校では友達や先生に、そして家族や恋人に対して少なからず日常生活で演技をしています。
なので、演技経験のなくても俳優を志した人でもあれば、ある程度のレベルで演技らしいことができてしまうのです。
しかし、本当の意味でプロの俳優になるためにはそのレベルではいけません。
なぜなら、プロの俳優とは視聴者や観客を感動させるための技術としての【演技】を身に付けなければいけないからです。
プロだからこそ、日々訓練をしなければいけません。
アメリカではオスカーを受賞する誰でも知っているような俳優がアクティングコーチの元に通い演技の訓練をします。
野球選手がプロになった途端に日々の練習をサボったらどうなりますか?
寿司職人が自分の腕を磨くことを止めたら、どうなるでしょう?
答えは書くまでもありません。
日本にも素晴らしいアクティングコーチはたくさんいらっしゃいます。
自分に合ったコーチを探しましょう!
「売れたい!」「◯◯監督の作品に出たい!」「大手のプロダクションに入りたい!」
その前に俳優としての技術や知識を身につけましょう。
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