死んだ猫が今朝夢に出てきた

前の投稿から3年！久々に書きたくなった！

#猫のいるしあわせ

夫に0歳の息子と共に家を追い出された。

早いものでもう二ヶ月。

息子と過ごす毎日はあっという間で、とても忙しいのだけれど、母と息子と川の字で寝るシーンとした夜には、家を出た時に気持ちがタイムスリップしてしまう。

まるで自分が二つの世界にいるような感覚で、
夫が今何を考えてるんだろう、とか
明日は息子とどこへお散歩にいこうか、とか
これからどうなるんだろう、とか
明日は牛乳を買わなきゃ、とか
自分の魂が内側と外側を行ったり来たりしているような感じ。

昨日はそんな夜にちょっと情けなくも
こころの平穏を願って祈りながら眠りについた。

そんな今朝、昔留学先でホストマザーが飼っていた猫で、去年亡くなってしまったパボーズがすっと夢に出てきてくれた。

パポーズは人の好き嫌いが激しく、抱っこされるのも撫でられるのも相手を選ぶし、好きな人には撫でろとアピールするくせに、満足すると噛み付く気分屋な猫だったけど、思えば誰かが元気の無い時はそっと側にいてくれる猫だった。

実家がマンションでペットが飼えなかったから、
パポーズや他に一緒に住んでいた猫達との暮らしには特別な思い入れがある。
アメリカ生活を送る中で凹んで家に帰った日なんかは、言葉のいらない彼らがそこにいてくれるだけで心が安らいだし、気分屋なところなんて、周りを気にしてしまっていた私からみたらオシャレで、猫と暮らすライフスタイルが好きだった。

色々と思い悩んでる気がパポーズに伝わってしまったのだろうか。
パポーズ、私もうおかあさんになったんだよ。

夢の中で「パポーズ！」と大きく呼びながら、子供みたいにおいおい泣いてしまった。だけど喉がキュッとなった状態で目覚めた朝は、夢で泣いてデトックスできたからなのかとても爽快だった。

次に会う時はおやつくらい用意してあげなきゃなと思った今日この頃。