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閑話休題 6月旅行


こんにちは、てふです。
雨が降る季節となりましたが、いかがお過ごしですか?
私は日頃の不摂生がたたり、2〜3年ぶりに風邪を引きました。他人と比べて、身体は強い方ではないとはいえ、昔ほどはしゃぐことはもうできないのだと痛感しております。

4月の春休み紀行も未完成のままで恐縮ですが、6月も3連休をいただけるようになりまして、また東京へ遊びに行ってきました。
なかなか4月の旅行記をまとめきれないので、幕間として、先に6月の旅行記をアップしたいと思います。






①ただいまディズニーシー

私のホームポート・アラビアンコースト


タイトル通り、1日目はまたまたディズニーシーへ行ってまいりました。
みんな大好きトイマニ、恐怖のタワー・オブ・テラー、癒やしのタートルトークとシーライダー、夜のアクアトピアにシンドバッド……前回はあまり周れなかったポートランドやアトラクションをメインに遊んできました。

まずは以前も乗ってきたトイマニ。今回は3回乗ってきました。到着早々に1回、夜の空いている時間に連続2回。おかげさまで両腕ともに筋肉痛でございます。
どんなに頑張っても記録はウサギかビーバー止まり。ハイスコアに残るような何十万点も出せるスナイパーは、いったいどんな撃ち方をしているのでしょうか。

タワー・オブ・テラーについては、完全にイキっておりました。ディズニーシーに着いてテンションがハイになっていて、正常な判断がまた出来ていなかったです。同じ過ちは何度でも繰り返される。
エレベーターに乗車する前は、重々しくも雰囲気のある造りがドンピシャすぎて最高だったのですが、エレベーターが動き出してからはもう恐怖しかなかった。落ちるスピードだけではなく上がるスピードもヤバくて、乗り終わってからは本当に足腰立たなくなりました。一歩歩くだけでガクガクブルブルするし、叫びすぎて喉も痛い。もう心身ともにフラフラ。
後から知りましたが、タワー・オブ・テラーには何台かエレベーターがあるようでして、運が良いのか悪いのか、その中でも1番怖いとされるエレベーターに通されていたようでした。
寝る前になると絶対にあの浮遊感を思い出してしまうくらい、トラウマ級の恐怖を味わってきました。当分エレベーター乗れません。
本当に怖かった……!!

そういった経緯もあったため、タートルトークとシーライダーにはすごく癒されました。おさかなさんみんなかわいい。
クラッシュとゲストのほんわかしたり笑いどころがあったりするやりとり。ニモやドリーたちと一緒に海の中を泳ぎ回る世界。「平和はここにあったのか」と、安堵感がハンパなくて泣きそうになった。母なる海の安心感。私、生まれ変わるならニモの世界観の住魚になりたい。

そして前回全く訪れなかったポートディスカバリー。近未来の港。そこにあるアクアトピアにも乗ってきました。
お昼は人の目もあるから乗る時に勇気いるなーと思ったので、あえて夜に乗船してきました。ライトアップされた水の中をクルクル回ったり、行手を阻む水鉄砲を掻い潜りながら進んだり、右往左往するライドに、タワー・オブ・テラーとはまた違った遊ばれ方をされていました。でもこのくらいがちょうどいい。
また次来た時も乗ってみたいと思いました。

ライドに遊ばれたと言えば、おてんばジープのあるインディ・ジョーンズにもまた行ってきました。シーに着いてから何故か行きたくなってしまい、また遺跡の中を探検してきました。
座席は後方真ん中。お隣には毎度お馴染みの友人と、お笑いコンビ・金の国の渡部おにぎりさん似の学生さんとその友達。風貌も声もめっちゃ似ていてびっくり。
アトラクションがスタートした後もおにぎりさん(仮)は「こんなの聞いてない!」、「もっと優しくしてよ!」、「ヤバいヤバい!!」と逐一リアクションしていて、ジープに振り落とされないようにするだけでなく笑いを堪えるのにも必死。すごく賑やかなライドでした。

最後はアラビアンコーストのシンドバッドに乗ってきました。もう閉園間際だったため、貸切の船に揺られながら海の冒険へと出発。
このシーのためだけに作られた曲『コンパス・オブ・ユア・ハート』。シンドバッドの心を揺さぶられるような歌声と、巡った航海中に出会った者たちのコーラス。所々に胸を打たれるような言葉もあり、何となく人生を考えさせられました。
心のコンパスに従う。意外とできてそうでできてないのかもなあ。
シーの中で最後に乗るアトラクションなら、シンドバッドが1番かもしれない。しっとりとした終わり方が、綺麗に1日を締めくくれると思う。

他にも、浮き輪まんやギョウザドッグ、前回は食べられなかったみたらしシュガーのチュロスもいただいてきました。シーで食べたいなあと気になっていた物は全て食べられたと思うのですごい満足。

思う存分シーを満喫できたので、次回行くのは数年後になりそうです。




②色々と食べたよ

今回は東京観光(という名のルミネ公演)がメインなので、東京でしか食べられないご飯屋さんも行ってきました。


・カレーうどん千吉
東京グルメを調べている際に、どうしてもカレーうどんが食べたい時期がありまして……その時に見つけたのがこのチェーン店。
スタンダードなカレーうどんをいただきましたが、麺のもちもちと香ばしいカレーの味がとても美味しくて、あっという間に完食しました。
辛いのが苦手な私でも食べられるくらい、まろやかで辛味も控えめ。トッピングも色々とあるので、それも一緒に頼めばもっと美味しかったのでしょう。また行きたい。
できることならば東北にも進出していただきたいお店でした。

・ハシヤ

すごくボリューミー


たらこパスタが絶品という、すごい有名なパスタ屋さん。お昼時には行列ができるというので開店後すぐに向かいました。新宿駅から迷いに迷いながら辿り着いたため、着いた頃にはだいぶお店も賑わっていましたが、席にはすぐ案内されました。
一口にたらこのパスタと言ってもメニューが色々ありまして、その中でもオススメとされている、たらことウニとイカのパスタをいただきました。もう口に入れて一噛みした瞬間からわかる。今まで食べたたらこパスタの中で断トツに美味い。
太めのパスタはアルデンテくらいの固さで歯応えがあり、たらことウニのソースの濃厚さがより際立つ食感。イカもイカリングではなくてイカ刺しタイプで、パスタと併せて食べるとこれまた面白い食感でした。ソースが濃ければ濃いほど後半に飽きが出てきたりしがちですが、食感が飽きを感じさせないので、結構な量でもスルスルと食べていけました。ルミネを観終えるまでお腹が空く心配はないくらいお腹いっぱいになりました。
お店から出たのがだいたい12時前……これからランチタイムが始まるだろうなあくらいの時間でしたが、その頃にはもう店前には行列が出来上がっていました。本当に早く訪れておいて良かった。
新宿に訪れた際には、また食べに来ようと思いました。

・こめらく

何を頼もうかいつも迷ってしまう


関東を中心に展開しているお茶漬け店。まだアップしていませんが、実は4月の旅行の時にも立ち寄ったお店です(店舗は別ですが)。
丼物として食べても美味しい。お茶漬けとして食べても美味しい。この二刀流の食べ方ができるのがすごく魅力的で、東京に来たらまた食べようと思っていたのです。
限定メニューで鯛づくしのおひつご飯があったので、そちらを注文。鯛の淡白な甘さと柚子味噌の味付けが美味しくて、皮に焼き目の付いた鯛刺しと鯛フレークも、お茶漬けとして食べた時に良いアクセントになっていて、ひたすら鯛を満喫できる幸せなひと時でした。
注文するともらえる一言メモも可愛くて、何度でもリピートしたくなる素敵なお店でした。


・つばめグリル
東京を中心に展開している、ハンバーグ専門のチェーン店。本来なら最終日、帰りの新幹線に乗る前に食べて帰る予定でしたが、予想外の豪雨と時間が無かったためやむを得ず断念。ただ偶然にも、新幹線口近くの惣菜屋さんで売っているのを発見し、丁重にお家まで持ち帰りました。
お家に着いて早々にフライパンで調理開始。調理といっても、アルミホイルで包まれたハンバーグをそのまま温めるだけなのだけれど。
アルミホイルを開くと、濃厚なデミグラスソースがお出迎え。ハンバーグもずっしりとしていて、夜に食べるにはなかなかの背徳感がある。でも実際に食べると、見た目以上の重さはなく、パクパクと箸が進む進む。胃のことも考えて炭水化物は抜いていたけれど、ご飯があったら何杯もお代わりしてしまいそう。ちゃんとご飯やサラダとか用意した栄養のある晩ご飯として食べるべきでした。
また今度東京に訪れた際は、実際の店舗に足を運んでみたいと思います。



③ルミネtheよしもと

1日目
2日目


本旅行のメインどころ。
3連休をいただけることが決まり、行けそうな劇場を調べていたら、ちょうどルミネがチケット販売していたためすぐさま購入。2日間ともに14時の部と16時の部に行ってきました。

出演者も好きな芸人さんばかり。小学生の頃からエンタの神様等で毎週笑わせてもらった芸人さんや、テレビに引っ張りだこで注目されている芸人さん、どんなネタをするのか始まる前からワクワクしていました。

各コンビのネタの詳細や内容については控えますが、初ルミネの感想などを記していこうと思います。いつも付けるべきかどうか迷うのですが、コンビ名は敬称略でいきます。


・初めて生でコントを観たよ
昨年10月、地元で生の漫才を初めて観ましたが、今回はコントを初めて生で観ました。KOCの予選が近付いているのもあるのでその影響もあったのでしょうか。
ニッポンの社長・ロングコートダディ・男性ブランコがコントを披露してくださり、当たり前だけれど、三組三様の笑いがあってとても面白かったです。
テレビだとスイッチングの関係で見れない所作や、その場の雰囲気で出てきたアドリブ、笑いのツボに入ってしまって先に進めないアクシデント……その場に行ったからこそ観ることのできたものがあって、その臨場感に「ネタは生き物」なんだと思わされました。
特に、私の中で3本の指に入るくらい好きだというネタがあるのですが、それを画面越しではなく生で観ることができてとても幸せでした。新ネタや劇場でしかやれないネタを観るのも新鮮で良いけれど、既に知っていて自分の好きなネタにまた巡り合うのも良いですね。

・ベテラン漫才師のベテランたる手腕
あまりネタ内容には触れないと書いたのですが、タカアンドトシやショウショウといったベテラン勢の漫才には終始笑いだけではなく圧巻させられました。というのも、当日出演した芸人さんたちのネタも織り交ぜながら、自分たちのネタを披露していたのです。
その構成は無理矢理取り入れたようなものではなく、自然な流れで披露されていて、観ているこちら側も「あっ、さっきのアレだ!」と不自然さを感じずに気付けるようになっていました。
自分たちの漫才の軸は崩さずに、遊び心のある余裕な姿勢、その伸び伸びとした漫才に、素人ながら漫才の奥深さを感じました。その場のその時だからこそ生まれた一度きりの漫才。その特別感を生み出せるのは、おそらく長年舞台に立ち続けてきたからこそ培われてきた技量なのでしょう。
自分たちのネタで笑ってもらうのはもちろん、その一歩先、お客さんがより満足してもらうための手腕を垣間見たような気がします。


・ピン芸人の話術ってすごい
あべこうじさんとバイク川崎バイクさんのトークスキル……面白いのはもちろんのこと、人を言葉で惹きつける力だったり、場を一体化させて盛り上がらせる力だったり、対お客さんだからこそ生み出せるピン芸人ならではの笑いがとてもすごくて印象強く残っています。
あべこうじさんのマシンガントークは昔から面白くて好きでしたが、劇場でのトークはマシンガンというよりもさながらジェットコースター。ぐいぐい引き込まれたかと思ったら、急にパッと突き離される。テレビで観るより緩急つけて話されるので、気付けば、劇場はあべこうじさんのペースに呑み込まれていたといっても過言ではないです。時間もあっという間に過ぎてしまった感覚でしたので、もう少し観てみたかったなあと思いました。
BKBさんのTwitterでもあげられていたけど、6月から、約3年ぶりにお客さんの声出しが解禁されたらしく、BKBさんの掛け声に合わせてブンブンとアクセルふかしてきました。劇場に来たお客さんが1つとなったブンブン。初ルミネで1番の思い出になりました。あと、個人的に出囃子鳴ってからの登場が好き。確かルミネのインスタやTikTokに登場シーン集めた動画があったはずなので、気になる方は是非チェックをば。


・やっぱりアインシュタインと見取り図が好き
色んな芸人さんのネタを観て、大いに笑わせていただいたけれど、やっぱり私はアインシュタインと見取り図が好きなんだなとつくづく思いました。
出囃子が鳴って登場するところから、一瞬たりとも見逃すまいと背筋が伸びましたし、体感的には多分瞬きもあまりしていなかったと思う。初めて生で観た河井さんと稲田さんには別々の意味で衝撃を受けましたし、以前よりも近い距離でしたので見取り図お二方の表情もしっかり観ることできました。ネタも初めて観るものばかりで十二分に面白かった。逆に退場される際はすごく名残惜しくて、また漫才を観に来るよーという思いを込めて小さく手を振っていました。
今は様々な芸人さんにアンテナを張り巡らせて興味の幅を広げていますが、お笑いにハマったきっかけが両組だということもあり、アインシュタインも見取り図も私の中では別格な位置にいるからかもしれません。
ですので、どうか『俺たちのストリートファイト』もしくは『見取り図シュタイン』を復活していただけないだろうか。同期や後輩たちとのライブも嬉しいですし、今回のような同日の劇場出演も勿論嬉しいです。ただ、2年前に公演された『見取り図シュタイン』がいまだに忘れられないのです。初めて観たライブだからではあるけれど、ゆずるさんの後輩愛のあるスパルタツッコミも、稲田さんの不意に出る盛山さんのモノマネも、盛山さんの意気揚々とボケていくところも、リリーさんの後輩らしさが垣間見えるいたずらも、すごく観たくて仕方ないのです。
……そんなことを1回目の公演後に考えるくらい、アインシュタインと見取り図が好きなのだと自覚させられました。穏やかに灯っていたはずの火が、ほんのすこしだけ燃え盛った公演でした。


・色んなグッズも買ったよ
公演前まで時間があったので、隣接している売店でグッズを買っておりました。
主にステッカーを中心に手にしていたつもりが、アクリルキーホルダーやらクリアファイルやらであれよあれよと総額1万弱の金額に。
吟味などせずに節操なく買ってしまったと反省しつつも、滅多に来れないからこそ買ったのだとポジティブに考えることにしました。ある方が仰った『買いたい時が買い替え時』。本来の使い方は違えど、そのマインドが大事だと言い訳しておく。
翌日(最終日)は大雨で買い物することも難しかったので、結果的には良き買い物でした。良き良き。

ずっと座りっぱなしだったので、後半はお尻の痛みとの戦いでしたが、そんなことすらもあっという間に終わってしまうくらい濃密な時間を堪能できました。
間近で観るお笑いの迫力は本当にすごい。同じネタでも微妙にニュアンスが異なっていたりして全然飽きがこないし、何よりも芸人さん達の生き生きとした表情を観られるのが良い。

お笑いを好きになって約2年。夢のまた夢と思っていたことがどんどん叶っていって、20代の頃よりも充実した人生を送れている気がします。人生が楽しいとさえ思える。
攻略が難しいと言われる新宿ダンジョンも、南口を目印に覚えておけば意外とスムーズに行き来できましたので、時間とお金に余裕ができ次第、今後もルミネなら観に行けそうです。他の劇場の行き方も徐々に勉強していきたいと思います。
また行きたいなあ。




④まとめ

まさか4月旅行記がまとめきれない中、6月にまたお出かけできるとは本人も予想外。しかもルミネに足を運べるなんて夢にも思っていませんでした。
おそらく今年いっぱいの運を使い果たしたのだと思います。きっとそのせいで風邪引きましたもん。お家の中や会社でスパイダーと出会すこと多くなってますもん。

2023年上半期は、はしゃぎすぎた節もあるので、下半期はできる限り抑えつつ頑張ろうと思いましたが、見取り図単独ツアーがありますので……どうなるかわかりません。
ですが、一度きりの人生。時間は過ぎるし、身体は老いる。元気がある内は、悔いのない選択をしていきたいと思います。

まずは遅筆気味の旅行記を完成させられたらいいなあ。



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