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5/22 4RingsのDDCJ2022について #1

まずはこちら。動画、アップしました。この瞬間、2021年で五本の指に入るくらい良いムーブが出来た気がするのでぜひ見てください。


ほんで今日はBe Colorの合同練習でした。良時間!


というわけでね、本当にやっと色々片の付いた4RingsのDDCJ2022について語らせて頂きます。まずは動画をご覧ください。ドスン!




見たね。じゃあ語ろうか。語りたいことが多すぎてぐちゃぐちゃになりそうだが、とりあえず時系列順で語ろうかな。とりあえず赤がその、緑がななこ、青がこはるです。


①コーチになったきっかけ

2021年秋の某日、ゆってぃさんから一本の電話が。

ゆってぃさん「4Ringsのコーチやってくれへん?」

僕「わかりました」

以上です。


②コンテに向けて考えたこと#1 〜シーンへの反逆〜

僕の今のティーンのダブルダッチシーンに対する印象は、「めちゃくちゃ上手なんだけど、誰が誰だが分かりづらい」のと「ロープの技術は高いけどジャンプの技術はイマイチ」というものでした。そうじゃないチームはStill in my heartとKONINGくらいかな。

あとは「特定のメンバーは目立つけど、他のメンバーは影が薄く感じる」ってのもあるかな。

なので4Ringsは3人ということもあるので一人一人の個性を目立たせて、跳ぶスキルを光らせて全員を覚えてもらえるようなショーにしたいなというのは最初から決めていました。全員主人公。全員で持ってるチーム。そうしたいなと。

僕が縄が下手で跳ぶのが得意だったのが奇跡的に上手く噛み合ってたのもありますね。


③コンテに向けて考えたこと#2 〜今までとこれから〜

4Ringsというチームは、ゆってぃさんの指導の元過去に二度DDDNHEで優勝しています。が、JAPANでは二度とも敗北しています。”実力はあるが、本当の勝利に手が届かない”というチームでした。そこで僕が考えたのは、今までのスタイルを継承しつつ、新しい風も吹かせようということ。

直近の大会ネタはトライバルな空気とハウスミュージックで構成されていました。僕自信ハウスが好きなので、ハウスミュージックの軸はぶらさずに、僕が見て感じて来たものを取り入れた新しい4Ringsを披露したいという思いがありましたね。あとは”僕が見るとこうなりますよ”ってご挨拶をしたいなというエゴも含まれています。

これは完全に余談なのですが、響けユーフォニアムでいうところのサンフェスのイメージと近いです。瀧先生の「今年の北宇治は一味違うぞというのを見せつけましょう」というセリフがありましたが、僕も全く同じ感情で、一味違う4Ringsを見せつけたかったのです。


④コンテに向けて考えたこと#3 〜曲選〜

これもまたティーンのシーン、さらにはダブルダッチシーン全体へのアンチテーゼでもあるんですが、音楽への愛を込めたいなと思いました。ダブルダッチのショーの為にしか音楽を聴いていないんだろうなって人が結構な人数いると思うので、僕は趣味で聴いている心から素晴らしいと思える曲を選んだつもりです。

最初に決まったのはラス曲。モンドグロッソとBoAの曲。どういう経緯で見つけたかは忘れたけど、とにかくラストにふさわしいエネルギーの溢れる曲だなと思ったので即決です。で、この曲から逆算して、”国産のハウス”ってのをテーマに辿り着きました。

一曲目はこれ。

結構悩んだんだけど、一曲目がFNCYとゆるふわギャングって悪いわけないじゃんねって話です。ショーで使ったのはNENEのバース。女性のバースがいいなと思って、G.RINAの歌うフックよりメリハリをつけて踊りやすいかなと思って選びました。インストとアカペラも配信されていたので編集して良い感じに。ありがたいですね。


二曲目はこちら。

国産ハウスというテーマからは外れてしまいましたが、でもこれしか無かったのよ。頭の中でこの曲でハリー跳んでいる映像が気持ち良すぎたので採用!

ちなみにこの曲はこのバトルの2ムーブ目で流れてて知りました。

良い。

という感じで曲を選定しました。良い感じでしょ。


⑤コンテに向けて考えたこと#4 〜映像審査〜

一月終盤に今年のDDCJは全て映像審査になることが決まりました。DDCJ2020の映像審査の時に、パフォーマンスの全てを画角に入れる為に引きで撮った結果、表情や細かな所作が見えづらいチームが多数いました。なので4Ringsはそこまで左右に移動をせず、表情と所作が伝わりきるような映像を撮りましたね。参考にしたのはこちら。

また出てきたね。この映像は細かい部分までしっかり見えるので大好きです。なのでこれくらいクリアになるように意識しました。

かつて大学で英語教育の授業を受けていた時に、先生が「英語を教えるのに一番必要なのは語彙力でも分かりやすい説明でもなくてハッキリとした聞き取り易い声。どんなに教え上手でも伝わらなくては意味がないから」と言っていたのを思い出してしまった。形は違えど真理ですね。キャラカー先生、ありがとう。


⑥コンテに向けて考えたこと#5 〜視覚的個性〜

序盤にも書いたのですが、ダブルダッチのパフォーマンスを見ていると往々にして、誰が誰だが判別がつかないことがあります。僕はそれがあまり好きではないので、一度見たら覚えられるように二つ考えました。

3人なのでそれぞれのソロの時間を長く取ること。そして色を3人で分けて視覚的な差を作ること。この二つです。もう一度言いますが、赤が最初のベーシックとラストの三連を担当しているのその、緑がラス曲で感情的に跳ぶななこ、青が中盤でハリーを跳ぶこはるです。覚えてね!



とまあこんな感じで長くなってしまったので今日はこの辺りにしておこうかな。明日はショーの内容に触れていこうかと思います。では!





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