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直感投資#4 株価が注目されている時にショックは起きない



これは私の感覚的な話ですから信じなくて結構ですが、分かって欲しい話でもあります。

非常に単純明快な私なりの理屈なんですが、

「株価が注目されている現在のような状態で、大きく売られることも、また大きく買われることもない。」 

ということを信じています。信じる理由もまた単純明快でして、スポーツの試合と同じです。プレイヤー同士が睨み合って緊張している状態は、プレイヤー同士の戦う準備が出来ているので、皆がマーケットの一挙手一投足に神経を巡らせて反応する状態であり、均衡試合又はシーソーゲームになりやすい市場心理が働くから。

また、そういった市場心理が働くということは、多少の揺さぶりにマーケットが反応しにくい環境と言えます。思惑通りに相場を動かすのは難しい(相手も虎視淡々と狙っているので)状態になっているからショックが起きにくいと考えています。

それではどんな時に大暴騰や大暴落が起こりやすいのか?
そうです。前述の逆ですよね。

皆が油断した時です(笑)

具体的には、緊張状態が続いて株価の上下動が徐々に振れ幅を小さくしていき、市場経済にも大きな変動要因が少なく落ち着いてきて、株価の上下動がほぼ小康状態が長く続いた時、特にオリンピックなどの世界規模のイベントが行われた直後の緊張状態から不安定さが消える頃。

ここが大暴騰または大暴落ポイントです。

理由はこれまた至って簡単。貴方だったらどういう時に株を売りますか?
そう、平穏な状態からいきなり大きく下げた時、日々株価の上下動を繰り返していた緊張状態の時と比べて、ほぼ上下動のない状態から「ヤバイ!」と感じる下落が起きた時の方が売りの心理は働きます。そして、それは他の投資家達も同じですから、きっかけが些細な仕掛けだとしても、マーケットが成立しないほどの売り圧力が発生しやすい環境にあるからです。

いかがでしょうか?一理あると思いませんか?
ですから、当面は大幅下落局面は来ないのではないかと思っています。


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