納得いかない話#6 クーラーの話
今日も暑かったですね。OMIです。
今日はクーラーの話。と言っても前の#1〜#5までの話とは違い、
「それは違うだろう!」と言う憤りからの納得がいかない話ではなく、本当に理解出来ず、腑に落ちないと言う意味で納得がいかない話です。
理系の頭に生まれたかった・・・。
昔から単純に疑問だったのですが、
クーラーって部屋を冷やすために、それ以上、地球暖めてません?
ってことなんですよ。
この問いには「当たり前じゃん!」って言う人と、「そんなことないだろ〜。いいとこトントンじゃね?」って言う人といると思うんですよ。(流石に「いや、地球をどんどん冷やしている。」と言う人はいないと思いますが^^;)
だって、クーラーの仕組みがよく分かってないから、客観的にわからないですよね。ほとんどの人がはっきりした答えは分からないのではないでしょうか?
そこで自分なりに調べてみました。まあ、素人なりですので、最初に言っておくと結論が正しいかどうか未だに分かりません。分かる凄い人、誰か間違えてたらツッコんで下さい。
まず、クーラーの仕組みからですが、めちゃめちゃ簡単に説明すると、普通は熱は高いところから低い所に移動する性質がありますが、空気から熱を奪える触媒(昔はフロンガス、今はイソブタン等)を使って、部屋の空気から熱を奪って冷やし、室外機を通してファンで戸外に奪った熱を放出する仕組みです。
熱を奪って部屋の温度を30°Cから20°Cに冷やして気温をキープすると、室外機から放出される暖かい空気の温度は、40°C〜50°Cだそうです。
うーん、トントンといえばそうも見えますね・・・。だって、単純に10°C下げるのに10°C高い熱を放出している訳だから・・・と、単純な計算では分かりませんよね。10°C冷やすのにどれだけ時間がかかっているか、その間に高温の排気を同時間排出するのだから、やはり50°Cまで高温の排気が出るのなら、熱交換的には地球を暖めていることになるような気がします。(計算能力がないので証明計算は無理。)
毎日、物凄い数のクーラーが世界中で稼働し、放出熱を出し続けていて、更にクーラーを稼働させる電気を作るため、火力発電で物凄い量のCO2と熱を出し続けていると思うと、こりゃ温暖化待ったなしだ!!えらいこっちゃ!!と言う気持ちになりかけるのですが、地球は日々、「放射冷却」が起こっており、簡単に言うと、日中太陽光で暖められた空気が、赤外線として宇宙空間に放出される現象でして、天気がいい夜(雲による遮りがない夜)は特に冷える仕組みになっていて、そこで宇宙空間に放出されるエネルギー量と比して、大したことないのか???とも思ってしまったり。
ほとんどの熱量は、毎日降り注ぐ太陽がもたらしてくれるものですから、それなりに計算しないと影響は分かりません。一方で海水温度は上昇の一途を辿っており、やはり温暖化してんじゃないかとも思いますし。
局地的には「ヒートアイランド現象」を起こすと言われており、実際、都市部の現象はそうなのでしょうが、、、やはり最後はよく分からなくなります。
兎に角、子供達のみらいが明るい地球であって欲しいと願うばかりです。
頭の悪い悩みを最後まで見てくれて本当にありがとうございます。