見出し画像

ママため将棋講座#6 クレイジーなぐらい指す!!!


こんにちは。OMIです。
今日は子供にどれぐらい将棋を指させたらいいのか?ということについてお話ししていこうと思います。

タイトルには「クレイジーなぐらい指す!!!」と書いていますが、これは全ての子供に当て嵌める気はありません。
将棋は本気で指せば1局指すだけでもクタクタに疲れます。ましてやまだ子供なら尚更です。ですから、最初は2〜3局ぐらい指して、教室から帰るぐらいでちょうどいいと思います。

ご存知とは思いますが、子供の記憶力は桁外れにいいので、そのぐらいの局数の方がしっかり頭に残ると思います。(大人は全て忘れます^^;)
これには条件がありまして、きちんと自分の序盤の戦法を持っていることが条件です。それが複数でも構いませんが、何にも教わらないうちに闇雲に指すのは、あまり戦略的にどこが悪かったのかを省みれないのでお勧めしません。

そのうちに自分の得意戦法で勝てるようになってくると、逆に負けた時に「なぜ形勢が悪くなったのか?」を考えるようになります。

そうなったらもはや一端の将棋指しです。

まず間違いなく、将棋が楽しくて楽しくて仕方なくなっています。
そうなった時には、ママさんの気合の入れどころ。時間がもったいないと思ってもパパにご飯を作らなきゃいけなくても、子供最優先で、

クレイジーなぐらい指す!!!を実践させてあげて下さい。

もう何十局でも指したい訳です。そこからの数多い対局は初段になるぐらいまで、全て本人の将棋財産になりますので、対人のみならず、棋譜がきちんと残る将棋ウォーズなどのネット将棋の環境も整えてあげて下さい。

ちなみに比較的遅くネット将棋を始めた大人の私でも、持時間10分の将棋を、
将棋ウォーズが5年間で9499局。
将棋クエストが3年間で4018局。合計で13517局指しています。
我ながらクレイジーです。
これは大人の私の場合、決して褒められた数字ではない(あまり反省せずに数だけ指しているところがあるため)ので、同じだけ指すと学校の勉強がおバカになってしまう可能性があり、ここまで指させてとはいいませんが、本人が心ゆくまで指せる環境を整えてあげて欲しいなとは思います。

指せば指すほど必ず強くなります。

酔えば酔うほど強くなる酔拳と同じです。(byジャッキー・チェン)

そんなんで廃人にならないのか?とご心配されるかもしれませんが大丈夫です。初段を超えてくると、闇雲に指しても全く勝てません。十分な基礎戦闘力の充実とじっくり考える時間の使い方を覚えないと勝負にならなくなるため、一旦、落ち着きます。

そこから更に強くなれるかどうかは、もはや対局数は関係ありません。

対局数だけで強くなるなら私はとうの昔にプロに近い実力が付いているはず。

初段以降は、当たり前にすべき努力と、人がしていない努力をするしか、上に上がれる道はないと思います。日々勉強です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?