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私の人生に多大なる影響を与えた漫画5選

こんばんは。OMIです。
初記事は練習がてら募集中のお題から書いてみたいと思います。

思い起こしてみても、漫画に影響を受けたことは数限りなくあるなあと。
例えば、小学校の時のお小遣いは、ほとんどキン消し(キン肉マン消しゴム)にきえましたし、(歳がバレるね^^;)中学校の時は、月刊少年ジャンプに掲載されていた「ガッツ乱平」を読んでエリート教育とヒラエルキーの存在が強烈にインプットされましたし、高校生になると自分のなりたい大人像や進路に影響があった作品はかなりあったと思います。その中でも「これはもう・・・自分の血肉です。」と言っても過言ではない作品をご紹介したいと思います。

1.宮本君から君へ 新井秀樹
  
最近、ドラマ・映画化もしていますのでご存知の方も多いかもしれません。
  この作品が、今後、私の心に深く突き刺さる漫画をいくつも提供して下さった
  新井英樹先生の作品とのファーストコンタクトでした。
  サラッとあらすじを書いてしまえば、不器用な社会人になりたての宮本君が、
  周りに多大な迷惑を掛けながらも成長してくというストーリーなのですが、こ
  の漫画、後半に宮本君に降りかかる理不尽な不幸が半端なく、また、その不幸
  に立ち向かう彼と彼の恋人のリアルが、汗臭く、泥臭いけど、「そうだよね!
  そうするしかないよね!ダメでも、怖くても、何がなんでもそうするしかな
  い!」って行動を起こしていくんです。世間的にはアウトなんですけど。

   これを読んだ時、自分にも降りかかるかもしれない不幸について、真剣に立
  ち向かう覚悟があるのか?と自問自答し、争い事が嫌でも、どうしても戦わな
  ければいけないこともあるのだと思うようになりました。人の心に直に触れて
  くるもの凄い作品です!


2.BLUE GIANT(ブルージャイアント) 石塚真一
  
これは最近の作品です。でもかなり私の人生に影響は及ぼしていると言えま 
 す。現在もBLUE GIANT SUPREMEという続編が連載中。(今ちょうどお休み
 に入りましたが。)
  サックス奏者に憧れる少年の成功譚なのですが、とにかく漫画で久々に痺れま
 した!主人公が成長していくまでの過程を丁寧に描いていて、いろいろな大人に
 いろいろなことを言われながらも、決してブレない主人公に「こういう人を強い
 っていうんだろうなあ。」と感心したり。本当に一気読みしてしまう面白さでし
 た。そして、現在進行形で面白いです!!
  私は「練習」を繰り返し繰り返し何度もできる人が成長する話に、非常に共感
 を覚えるというか、圧倒的な練習による成長物語に心が震えます。とりわけ好き
 なことの練習は、好きなだけに苦労を苦労とも思わないで練習し、気が付けば圧
 倒的な実力がついていくものですし、そういったひたむきな練習の前にはどんな
 言葉も飲み込まれるという、この漫画のキモのテーマが大好きですし、常に自分
 もそうありたいと思っています。

  主人公は決して幼少の頃からサックスの練習を積んできたわけではなく、高校
 生になってから独学で始め、周りの大人に支えられながら、それでも自分の二本
 の足でしっかり一人で立って、自分の道を歩いていきます。その姿は「練習」の
 大切さを再認識させてくれました。まぎれもない名作です。

  意外と知らない人が多いので、読んでドヤ顔で広めてください!


3.イレブン 原作/七三太朗 作画/高橋 広
  これは逆に極端に古い漫画です。中古探すのも容易じゃないかも^^;
  これまたスポ根モノなんですが、プロサッカー選手のお父さんを持つ主人公 
 青葉茂が、亡くなったお父さんの残したノートに書かれた言いつけを守って、中
 学を卒業(うろ覚えです。間違ってたらごめんなさい)するまではとにかくサッ
 カーに必要な走力を鍛えるため、陸上部に入ってサッカー部には入らず、独自の
 練習を重ね、ようやく高校に入ってサッカー部に入るということろから始まりま
 す。

  設定が特殊で面白かったところから入って、所謂、王道と言われる上達方法と
 はかけ離れた手法で、どんどん成長していく茂に、「自分が正しいと思った道
 を歩くべきだ。」という精神を良くも悪くも私に植え付けてくれた作品です。

  ちょうど部活動を盛んにやっていた多感な時期でしたので、先ほどの作品と被
 りますが、「練習」することの大切さや、工夫することの大切さを学ばせて貰い  
 ました。

  私が「練習」信者となった原点です。


4.QP(キューピー) 高橋ヒロシ
  
カッコイイ不良を描かせたら日本一でお馴染みの高橋ヒロシ先生の作品です。
  端的に言ってしまうと「不良アウトロー物語」なのですが、キャラクターが一
 人一人際立っていて、まあカッコイイのです。もちろん顔貌のカッコよさではあ
 りません。男の生き方としてカッコイイのです。

  私自身は穏やかで争い事を好まない至って凡庸な人間ですが、不良じゃない普
 通の人間だって、自分にウィーク ポイントがあったり、ハンデを背負っていて
 も、強く生きていけると学ばせて貰いました。本当に登場人物たちがとても魅力
 的で、本当は全部一人一人ご紹介したいぐらいです。

  実を言うと、入れ込みすぎて登場人物の名前を我が息子の名前に遣わせて貰い
 ました。意味的には漫画だけと言うわけではないですが、大きく影響を受けて命
 名をしたことだけは確かです。と言うことで、人生に影響与えると言う意味では
 これ以上ない作品でした。


5.キーチ!!  新井秀樹
  
最後も新井先生の作品です。子供の話なんですけど、、、なんと言えばイイの
 でしょう、、、。最後にご紹介するのに、非常にご紹介が難しい、、、。

  人の美しい部分と醜い部分を、キーチと言う少年を通して見ていく作品と言い
 ましょうか。
  兎に角、人の見方から思想・信条・政治的思考まであらゆる面で影響を受けた
 ことは間違いありません。この作品は「キーチVS」と言う続編に繋がっていく
 のですが、非常にショッキングな終わり方になっていて、作品全体を通して好き
 か?と問われると、考え込んでしまうんですが、「自分にとって何が一番大切
 か」と言う問いについて考えさせられると言う意味では好きな作品です。

  新井先生は他にも魅力的な作品が多く、「シュガー」(天才ボクサーの 
 話)やワールドイズマイン(殺人鬼と怪物の話)などショッキングでセンセーシ
 ョナルな作品ばかりで、どれもこれもオススメです。(ただ、、、気が弱い人は
 見ない方がイイかも。)  

  でも、この作品だけはうまく魅力を伝えられないなあ。でも一番イイです。

 さて、5冊ご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
 普通に鬼滅の刃とかワンピースとか僕のヒーローアカデミアとか全部好きですが、私の根幹には鬱屈した陰の炎が揺らめくような、、ダークエネルギーを溜め込むような、、そんな作品に惹かれる傾向があります。

 ホラー好きだし。

おまけ.悪魔の招待状 いばら美樹
 
今の私のホラー好き体質を決定的にカタチ作ったホラー漫画作品。マジ、トラウマです。
 確かプレミアが付くほどの希少漫画ですので、手に入れるのは至難の技かと思います。リンクも貼れませんでした。

 そう言われると、読みたくなるでしょ?


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