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もっと、もっと楽しもう

3月27日、名古屋経済大学犬山キャンパスグラウンド、守山高校と昭和高校Bとの試合があった。自粛期間を経た久しぶりの試合、いつの間にかポジションが変わった選手もいる。天気にも恵まれ、誰もが早く試合をしたいという高揚感が伝わってくる。

結果は26-10で守山の勝利。試合後のミーティングでは笑顔とともに「もっとできたはず」という悔しさを彼らから感じた。

「楽しかったか? 楽しっかっただろ?」

監督の中村は輪の中で声をかけた。勝つことの喜びやサインプレーが実る達成感、その楽しさを追い求めるのであれば、日々の練習をおろそかにしてはいけない、そして普段の生活をもっと大切してほしいと子どもたちに想いを伝えた。

いつになく真剣な表情で耳をかたむける子どもたち。言葉に対して心が開いているこのタイミングでしか伝わらないものがある。

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この日、橋本英一校長が部員たちの最後の試合を見届けた。橋本先生は愛知・旭野高校を花園に導いた名将。そんな橋本先生の目に今の守山高校ラグビー部はどんな風に映ったのか。

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「おもいっきりやりなさい。また次会うときも楽しんでラグビーしている姿を見せてほしい」

試合後、最後のあいさつで橋本先生は子どもたちに語った。10代の多感な時期、もっと遊びたいだろう、別にやりたいこともあるかもしれない。でも何か一つやりきってほしい、そして楽しんで欲しいと。

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これからも子どもたちの成長を写真と言葉を通して可能な限り見守ってきたいと思います。

彼らがラグビーに真剣に取り組めるよう、ボールにエールを込めて子どもたちに届けています。世界で1つ、大切なボールを必死になってつなぎゴールを目指してほしい。彼らを信じ、彼らを応援し続けます。皆さまからの温かい支援を頂ければ幸いです。

記事の購入をエールに変えて子どもたちに届けます。https://note.com/iwamotoakito/n/n0db289ca9427

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サポートいただいた大切なお気持ちも必ず子どもたちに還元させていただきます。彼らへエールを今後ともよろしくお願い致します。