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岩松勇人に聞くクリティカルシンキングという思考法#353

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「岩松勇人の部屋353」
ロジカルシンキングに近い言葉で、クリティカル・シンキングという言葉があります。
直訳すると、批判的思考なのですが、ただ単になんでもかんでも批判するのではなく、問題の本質はそこで合っているのか、本当にそれは正しいのかなど、議論の回り道をせずに、思考を進めていくための方法です。
論点がずれたり、話が違う方向に進んだり飛躍する人がいますが、そういった人たちは、いかにこのクリティカル・シンキングを身につけることができるのでしょうか。
コンサルタントの岩松勇人さんにお伺いしていきます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

岩松勇人に聞くクリティカルシンキングという思考法

(インタビュアー)

本日も始まりました。
岩松勇人の部屋、司会のOです。
岩松さん本日もよろしくお願い致します。


(岩松勇人) 

お願いします。

(インタビュアー)

今回のテーマはですね。
ちょっと前回のものと引き続き、関連性があるんですけど。
クリティカルシンキングですね。
ロジカルシンキングに近い言葉で、略してクリシンとか言われているんですけど。
直訳すると批判的思考ですね。
批判的思考なんですけど。
ただ単純に何でもかんでも批判するっていうわけではなくて、問題の本質は、そこで合ってるのか、ホントにそれは正しいのかっていうふうに、議論を回り道せずに思考を進めていく方法が、クリティカルシンキングらしいんですね。
論点がずれたりとか、話が違う方向に進んでいったりとか、飛躍したりとか、する人がいると思うんですけども。
そういった人達は、いかにクリティカルシンキングを身につけていくことが出来るかと。
そこが重要だということなので、どういうふうにしていけばいいのかを、コンサルタントの岩松さんにお伺いしていきたいなというふうに思います。
何ですかね?
たぶんロジカルシンキングの一部と考えてもいいのかなっていう気がするんですけど。
どこに着目をして、ロジカルにいくのかみたいなところだと思うんですよね。
結構ここの話が飛躍したりとか、論点がズレていたりとか、コンサルとかでもあったりとかしますか?

(岩松勇人)

それは?

(インタビュアー)

クライアントさんが。

(岩松勇人) 

大体論点はズレたっていうか、論理は破綻しているので。

(インタビュアー)

よくあることなんですか?
そうすると。


(岩松勇人)

よくあることですね。

(インタビュアー)

何かそういった時ってどうされるんですか?
説明するんですか?
ここはこうだからみたいな。

(岩松勇人)

そこが一番うまくいかない障壁なんですよね。
だって説明するのってめんどくさいじゃないですか?

(インタビュアー)

そうですね(笑)めんどくさいですね。


(岩松勇人) 

これは成果が出る出ないもそうなんですけど。
普通に考えて、やっぱある程度の実績がある人の言うことと、初めてばっかりの人で、自分はこう考えるっていうのは、かみ合うわけないんですよね。
かみ合ってたらあなたもそれくらい成果が出ているので。
そこで議論したりとかホントに無駄なんですよね。
なのでそれをイチイチ説明する時点で消耗するので。
それはあんまりその人の成功の後押しにならないかなっていうのはありますね。
結構難しいんですよそこは。
ただよく常識を疑えみたいなのがありますけど。
それは僕もそうだと思ってまして。
基本的に常識って、誰かに都合がいいように作られたものなので。
常識って。
だってそれは常識でしょって言って、誰か特す人がいるからなんですよね。
よく言われる常識って、普通に会社員として勤めて、結婚してとか、子供が出来て幸せとか、

これが常識だよねみたいなっていうところから、疑うっていうのはいいかと思いますね。


それを何故そういう常識が出来上がったとか、それで誰が得しているかとか、誰が損しているかとか考えた方がいいと思います。
あまりそういうふうに穿った見方というか、そういうふうに考えるのもいいんですけど。
ただなんですかね?
時と場合によってですし。
僕がメンターにイチイチ疑ってというよりかは、自分より圧倒的に実力者の人が言うんだったら、それに対して疑問があっても。
それは今自分の中に解決策がないから、なんでと思うだけで、それに対して120%やるっていうのが、正しいボールの返し方だなと思いますね。

(インタビュアー)

そもそもクリティカルな必要性がないということですね。

(岩松勇人)

必要がない時に、そういうクリティカルなのとか、ロジカルなのを発揮すればいいんですけど。
だからある程度ロジカルな人が伸び悩むのって、例えば僕が孫正義にロジカルな話をしてもしょうがないわけですよね。
お前何言ってんだってなるわけですよ。
時と場合って相手によって、話し方とか思考の柔軟性っていうのを変えていかないと。
僕がビジネスを今からやりたい人にお伝えする場合は、かなり論理的に話したりとか、めんどくさい場合は、これやれみたいなのがあるんですけど(笑)逆に論理的に話されても困るっていうか。
そんなんあなた程度の人が考える、論理的思考なんてどうでもいいですよっていうのがあるわけです。
言葉悪いですけど。
それはじゃあ僕と孫正義さんの関係が一番分かり易いと思います。
そんなん僕が論理的に、孫社長、御社のアレを見たらこんなんでって論理的に話してもウザいだけなんですよ。

(インタビュアー)

まあ確かにそうですね。

(岩松勇人)

まだ僕は犬のお父さんのファンですって言うくらいの方が、可愛げが。

(インタビュアー)

なるほど。
そうかだから、結局でもロジカルシンキングにしてもクリティカルシンキングにしても、スキルを持っていること自体はたぶん大切なんだろうけれども。
それをいつ発揮するのかというところ。

(岩松勇人)

そうです。
それはかなり間違えるとやっぱ、ウザい人になっちゃいますよね。
なので必要な場で必要なことをやればいいっていう感じですよね。
何でしたっけ?

(インタビュアー)

クリティカルシンキングっていうのが、そもそもで何なのかみたいなところもあったんですけど。

(岩松勇人)

でも常識を疑うっていうのはホントに大事だと思いますね。

(インタビュアー)

なるほど。確かにそうですね。
ロジカルであったとしても、それが常識であったとしても、そもそもでそれはどうなのかっていうところで。

(岩松勇人)

常識って変なことが多いんですよ。


まあよく言いますけど、節分の日とか意味分かんないじゃないですか?
論理的に、豆をまくことが鬼退治に繋がるかもよく分からないですし、全く持って。

(インタビュアー)

節分では倒せないですからね。

(岩松勇人)

倒せないは別として、その問題もそうですし。
効果があるかどうかもそうですし。
バレンタインにチョコレートを渡すって、論理的に考えて、何でって思うわけですよね。
そんなことばっか考えてたらウザいんですよ(笑)

(インタビュアー)

でも何かビジネスの中では、新しいビジネスを考える時には意外とクリティカルシンキングって重要だと思ったり、例えばそのバレンタインにチョコをあげるって、論理的に考えたらおかしいよねって、常識を疑ってみたら、違う何かこれもあげてもいいんじゃないのかみたいなこととか出てきそうな。

(岩松勇人)

それもありますし、でも世の中それで周っているんですよね。
ハロウィンのコスプレとか意味分かんないじゃないですか?
意味分かんないですけど、それにあんだけの人が群がっているので、何でそれが群がっているんだろうっていう。
面白いのが、

人は論理じゃ動かない

ってことですね。
感情で動いて論理で正当化するってありましたけど。
そこが難しいところなんです。
論理的に正しい事を必ずやればうまくいくっていうよりかは、人は感情で動くので、感情を理解して、何でその人達は動いた後にどう正当化するんだろうっていうところ。
そこが分かっていればスムーズに正当化させてあげますので。
正当化させるっていうか、イメージで言うとナンパとかで女の子をお持ちかえりする時に、言い訳を与えてあげるみたいなのあるじゃないですか?
そういう感じで、そこは終電がなくなったとかあるじゃないですか?
そういうのを分かっていれば、スムーズに持っていきやすいですよねっていう。
感情が動いて論理で正当化するのは、まさにそうなので。
ただやっぱ最終的に論理が出てくるんですよ。
大した論理じゃないんですけど。

(インタビュアー)

何かしらの理由があればいいのかもしれないですね。
前にコピー機を頼む時に。

(岩松勇人)

ああ理由があるかないかですね。

(インタビュアー)
理由がロジカルなのか、全然関係ないのかでもそんな大差がない。


(岩松勇人) 

コピーとらないといけないのでいいですか?
っていうのと、すいませんちょっと急いでいるのでって言う。
コピー機をとらないといけないのでって、知らねえよっていうのでもやっぱ。

(インタビュアー)

動いちゃうみたいな。
意外とアレなんでしょうね。
ロジカルっぽく論理っぽく見えればいいみたいな。

(岩松勇人) 

一つあるのは、僕も結構ロジカル破綻していることを、あえて喋ってたりするんですけど。
何故かと言うと、どうせ分かんないからなんですよ。
言葉悪いですけど。

(インタビュアー)

どうせ分かんないから(笑)

(岩松勇人) 

どうせたぶん思考が及んでないだろうなっていうのが分かっているからっていうのはありますし、僕の場合は基本的にカラスが、僕が白いって言ったら、そうですね。
白いですねっていう人の方が大事なので、僕からしたら。
いや白いですね。
黒く見えるのにホントは白いですねって。
いやこれどういうことか、意味分かんないかもしれないですけど。
何ですかね。
ただ僕が言った通りやってくれる人の方が価値があるっていうか。
何かこれちょっと特殊なんですけど。

(インタビュアー)

そっちの方が確実にだって、結果が出るわけだし。
いいわけですよね。


(岩松勇人)

そうです。
ビジネスってうまくいかないこともあるんですけど。
イチイチそれでこうじゃないですか、ああじゃないですかって言ったら進まないので。
僕はこう思ってこうだと思うって言って、それもまあある程度確率が高いんですけど。
それに対して分かりましたって、疑わずにやる人の方がうまくいくかなって感じですね。

(インタビュアー)

岩松さん自身だって、カラスが白いとは思っていないわけじゃないですか?
それはあくまでも例で。

(岩松勇人) 

逆にそれくらい、よく言うんですけど、鼻くそ今から食えって言って、ハイ分かりました。
食いますっていう人の方が稼げるみたいな。
それって別に頭も使ってないですし、論理的におかしいんですけど。
それくらい、僕が頭だったら、手足になって動いた人の方が、成果だったら出ますね。
それが切り離された瞬間に、頭のないただの鼻くそ食べる人になっちゃいますので、そうなっちゃうと(笑)極端な話ですね。
僕がこう考えて、手足動かすのがめんどくさいからこれやればって言ったのをやれば速いんですよね。
いやでも自分はこう思いますってなると、そこから頭が2つある変な生物になるので。
共食いしだすかもしれないですし、どっち動くかも分からないですよね。
なので頭は一つ、なのでロジカルシンキングは大事なんですけど、ロジカルがいっぱいいると、それはある程度なんですかね?
シンクロ率も大事ですし、今回ロジカルじゃないですね。
何でしたっけ?

(インタビュアー)

クリティカルシンキング。

(岩松勇人)

クリシン(笑)疑うっていうのも結局何を疑うかですよね。
常識を疑うんだけれども、僕が言ったことは疑わずやって欲しいみたいな、自己中かもしれないですけど。
僕からしたら常識は常識じゃないので。
もう散々洗脳されちゃっているので、それに対しておかしいっていうのは。
でも被害者意識が強い人からしたら、僕を見たらおかしいとなるかもしれないです。
それは大多数の人が常識なので。

(インタビュアー)

その中で、何でこれをやるんだろうなって、勿論考えないでやるのも大事なんだけれども、体系を通してしっかり考えていくというか、学んでいくというか。

(岩松勇人)

体系を通してもそうですし、僕の意図は何なのか、僕の意図はこういう考えがあった、こうなんだろうなっていう。

人の気持ちを汲み取る能力

ですよね。
それがあればいいかなと思いますね。
たぶん何でこれやるんだろうって言うのは、あまりにもたぶん理解出来てなさすぎ。
一番最初だったらいいんですけど。

(インタビュアー)

一番いいのは、カラスは白ですって言った時に、そうですだけじゃなくて、それで行動して、なるほどこういう理由で白って言ったんだっていう。

(岩松勇人)

こういう理由で岩松さんは白って言ったんだっていうところまで辿り着けたら。

(インタビュアー)

最高と。

(岩松勇人) 

ってことですね。

(インタビュアー)

最初はだから師匠とか、メンターとかいる場合は、クリティカルとかロジカルである必要性はないけど。
体系に関しては、ちゃんと考えて、理解そしてっていう。

(岩松勇人)

そうです。
最初は真っ白なキャンパスの方がいいんですよね。
染め上げやすいので。
何故染め上げやすいかっていうと、染め上げられた方が成果で出るからですね。
でもそこで色同士がぶつかって、変な色になっちゃったら微妙なので。

(インタビュアー)

最初だって皆キャンバス真っ黒に塗ってきますからね(笑)

(岩松勇人) 

そうなんですよ。

(インタビュアー)

何塗っても変わらないみたいな。

(岩松勇人)

だからもう思考とかが固まっちゃっているので、一旦リセットして頂いて、今までの常識と違うことを僕は言いますので。
だって今までの常識通りだったから、今の結果なので、違うものを受け入れるかですね。
それはおかしいんじゃないかと思うかもしれないですけど。
おかしいんじゃないかと思っている、自分がおかしいと思った方がいいってことですね。
ただ実践していく中では、確かに気づいて欲しいですよね。
それがないとホントにただのロボットみたいになっちゃいますので。

(インタビュアー)

分かりました。
とりあえず今回、クリティカルシンキングという思考法でしたけども。
最初はキチンと学ぶという姿勢においては、ロジカルでもあるし、クリティカルでもなくてもオッケーだけれども、体系を通してロジカルにもクリティカルにも考えていくと。
そこから吸収をしていくと。
最初からいきなりそれで来るなということで、後は学びながらそういうふうなところを、吸収してくださいということですね。
分かりました。
とりあえず今回はこんな感じで終了とさせて頂きます。
どうもありがとうございました。


(岩松勇人)

はい。ありがとうございました。



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