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指導のご紹介(その2)

次は小学生の授業についてご紹介します。

当塾では小学生の授業は集団授業(小6受験クラス)、集団個別授業(小4~小6)に分かれております。

《指導の特色》

①丸テーブルを囲んでみんなで勉強する。

※当ブログの写真はすべてイメージです。

集団個別は学年も科目もばらばらです。それぞれの教材をそれぞれのペースで勉強しています。基本科目は算数と国語ですが、学校の宿題で理科や社会のノートまとめを持ってきたりする生徒もいます。個人差の大きい年齢だからこそ、ひとりひとりの生徒の性格までふまえた指導を行います。

集団で勉強する利点は、ひとつには1対1個別や家庭教師ですと緊張しがちな生徒さんは息が詰まりそうになりますが、他の生徒さんと一緒に勉強しますのでゆっくりと取り組むことができます。
そして、上の学年の生徒の取り組みを見ることで「将来はあれくらいがんばるんだなぁ」という気持ちも育てることができます。中身は個別指導ですので競争意識はあえてつけませんが、将来を考えて行動する習慣を持つことは、大切な力だと実感しています。

算数では計算を丁寧にこなすことを。国語では音読を重視しています。個別の利点を生かして、問題を解くときも長文でも全文を音読してもらいます。単語を確認し、つまらずにスムーズに音読できることを目標とします。

②個別だからこそのハイレベルな学習

個別だからといって勉強のレベルを下げているわけではありません。テキストは受験塾の集団授業で利用されるレベルのものを多く採用し、かつ早い生徒さんは1年に2冊分の教材を学習します。

例.小学5年生のA君・・・塾に通ったことが無かったため、まずは学習習慣の定着を期待されてご入塾されました。通常の非受験5年生向けの教材が10月に終了したので、面談で受験にチャレンジする可能性をお話ししたところ、本人も頑張りたいとの気持ちが伸びてきました。10月より受験5年生向けの教材を始めて、2月に修了。3月からは受験クラスで公立中高一貫を目指して勉強していきます。

例.小学5年生のBさん・・・4年生から通っていただき、4年生の間は「トップクラス問題集」などから取り組みやすいところを抜粋で準備してきました。5年生になり受験の気持ちが固まり、受験5年生向けの教材をスタート。8月に5年生向けのものを修了し、そのまま受験6年生向けの教材へ。2月に6年生向けのものも修了し残った時間で理科・社会の受験教材をスタートしました。3月からは受験クラスで過去問演習や、模擬試験対策を指導していきます。

例.小学6年生のCさん・・・公立中学進学の準備のために9月に入塾されました。非受験6年生向けの算数のテキストは学校で現在習っているところから、国語は最初からスタートして1月に修了。12月から英語も受講され、声に出して読むことと、3月中に英単語100個を正確に書くことを目標に頑張っています。

上記にもある速習が可能なのが個別指導の最大の利点です。先取り学習は強制されると生徒によってはついていけなくなってしまいますが、意欲と能力がある生徒においては絶大な効果を発揮します。

もちろんあくまで速習ですので難易度が高い応用問題は省いています。生徒目線でつまづきの原因になりがちな応用問題は、実は内面(精神面・論理力)の成長とともに自ずと解決されるものも少なくありません。

ですから、小5までの間にしっかりと気持ちを固めて、テキストを進めることで自信がついてくると、難易度が高い課題にもチャレンジしていけるようになると考えています。そういったレベルの問題を小6の受験クラスで指導していきます。

もちろん、是が非でも中学受験にて進学校を選びたいという方や、友達と競争することに燃える!という生徒さんには集団指導の塾のほうが適切かと思います。しかし勉強や受験の方法は単一ではありません。もし今の学習法があっていないのでは?と、お感じの方は一度ご本人の学習環境・習慣を見直されてみると良いかと思います。

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