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Microsoft MVP Award Blogにイワケンラボの活動が紹介されました/和訳掲載

こんにちは、XRエンジニアであり、Microsoft MVPのイワケンです。

な、な、なんと、Microsoft MVP Award Blogにイワケンラボの活動が紹介されました!!!

このnoteでは、紹介されたきっかけと、ブログ本文の和訳を掲載し、最後にあとがきを記したいと思います。

↓こちらがそのブログです。
"Place Where Japanese Student Developers Develop Strength"

今回のきっかけ

MVP Award Blogとは、マイクロソフトのグローバルのコミュニティプラットフォームのTech Communityの一部として、MVPアワードプログラムが世界中のいろいろなMVPの活動を紹介するためのブログです。

そのブログを担当している日本の社員から9月のテーマ「MVP x Student」に関連する活動をしているMVPとして声がかかりコメントを提供させてもらいました。

提供としては、「日本語」で文章を提供して「英語」に翻訳してもらった文章をブログに紹介していただきました。そしてこのnoteでは「英語」を「日本語」に和訳したものを紹介します。

「日本語 (提供文章)」→「英語 (ブログの原文)」→「日本語 (このnote)」

最後に、このブログに書ききれなかった私の想いを記したいと思います。

ブログの日本語訳

日本の学生開発者がその強みをのばせる場所(原文タイトル:Place Where Japanese Student Developers Develop Strength)

Microsoft MVPアワード プログラムは、2017 年に AI カテゴリーを新設して以降初めて、2022 年 7 月に新たな 3 つの 受賞カテゴリー を追加いたしました。Mixed Reality はそのひとつです。

本記事では、日本の Mixed Reality MVP 岩﨑 謙汰 さん(通称イワケンさん)が、技術を愛する学生が好きな技術を利用して社会インパクトを与えることができるよう支援するべく立ち上げたご自身のコミュニティ Iwaken Lab.の活動をご紹介いたします。

イワケンさんは学生コミュニティメンバーや社会人メンターが集うミーティングを毎週開催し、これまでに60名以上の参加者に技術に関するやディスカッションの場を提供しています。

さらに招待制のDiscord を運営し、活動へのフィードバック提供、技術情報のシェア、また共同プロジェクトを進行するなどしています。

学生支援に熱量のある 5 名の社会人メンターの支えを元に、イワケンさんのコミュニティメンバーは個々の社会インパクトへのゴールに到達してきました。

例えば、XR 企業でのインターンに合格、技術コミュニティイベントにおける LT 登壇、OSS公開、記事の執筆や書籍出版といった技術コンテンツの公開、起業、そしてiOS/Androidアプリのリリースなどが挙げられます。

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「すべては ARが好きな母校 (東京工業大学) の学生を支援したことから始まりました。その後、才能はあるのにそれを活かせる環境選択に悩む学生が多くいることに気づきました。コロナ時代においては、XR のような最新技術が好きな学生同士で新しいつながりを作ることが難しくなりました」と、イワケンさんは学生を支援する活動を始めた理由を説明します。

「私自身が学生時代に UnityHoloLens を学ぶ時に、技術コミュニティにお世話になりました。ではこれからは自分が支援する、という気持ちです」

2022年8月時点で、イワケンさんのコミュニティには 28 名の学生メンバーが参加しています。3D が好きな人が集い、さらに Unity、Unreal Engine、XR(VR、AR、MR)からメタバース、Digital Twins、フォトグラメトリ、ロボットなど、メンバーそれぞれがさまざまな分野を専門としています。

イワケンさんとしてはメンバーを多く集めることに重きをおかず、「コミュニティの理念をサイトに掲載し、Twitter にて活動を紹介し、イベントの価値を明確に言語化し、ビジョンや価値観に共感してくれる人に参加してもらいたいと考えています」と、新たなコミュニティ メンバーを招き入れるポイントを語ってくださいました。

コミュニティとは一方向のコミュニケーションを行う場ではありません。イワケンさんはご自身の技術知識を共有するだけでなく、自身も学生さんから多くの学びを得ているといいます。
「コミュニティのメンバーは、自分の学びや発見を積極的にシェアしてくれます。NeRF の実装、VRSNS サービス開発、Babylon.js によるWebAR開発など、私もその学びの共有のおかげで新しい技術情報をキャッチアップできるようになりました。」

イワケンさんは、好きな技術を元に将来を切り開くために重要なポイントとして下記の 3 点を挙げています。

1. 自身のビジョンを言語化し発信する
2. 好奇心を大切にして強みを伸ばす
3. 自身の強みに合う環境を選ぶ

最後にイワケンさんからのメッセージで本記事を締めくくります。
「Iwaken Lab. では、この 3 点について気づきを与える機会をつくる環境を準備しています。このコミュニティに参加した学生がやがて卒業しても、新しい技術を使って社会をより良くしていく活動を一緒に行っていくことを夢みています。共に成長し、3 年後に日本や世界をリードするキーパーソンになりましょう」

あとがき

今回このような機会をいただき大変感謝しています。担当してくださった社員さんは、私の想いを込めた文章を英語に翻訳しブログにしていただき大変感謝しております。

私の根本は「人の成長や活躍に貢献することにワクワクできる」ということだと思います。なので、Iwaken Lab.の活動がめちゃくちゃ楽しいですし、人生の生きがいになっています。

またこの活動をしていると、自分自身が学生時代に苦労したことがよみがえってきます。

・UnityやHoloLensの個人開発
・好きなことやっているけど不安になる
・たまに褒められるけどなんだか孤独
・語り合える仲間がいない
・なんだか変な目で見られている気がする

大学生時代のイワケンの写真。UnityとHoloLensが好きだった。HoloLens開発した過ぎて、MacにWindowsを入れてHoloLens開発してた時期

自分は楽しいんだけど、周りからは共感されないし、ふとした時に辛くなるんですよね。でも私は運よく何とか生き延びて、活動を続けて今の活躍や人生の楽しさがあります。

当時「こういうコミュニティがあったらな~~」というのをイメージしながらIwaken Lab.の活動をしています。メンバーには、好きなことで活動していく「個人」でいられる「居場所」として、活用してほしいと思っています。

もし「私も参加してみたい!見学しみたい!」という学生さん、また社会人の方、いらっしゃいましたら、気軽にイワケンのTwitterのDMに連絡してください。気軽にZOOMでおしゃべりしましょう。

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