1-2 コミュニティとは何か? #本と言語化 #遠くへ行きたければ #IwakenLab
このマガジンは、本を読みながら、技術好き学生支援コミュニティ Iwaken Lab.の運営面からの分析と言語化をするシリーズにします。
今回の本は、こちら
この本を読みつつ、要約&言語化をしていきたいと思います。おそらく20記事くらいにはなるかもです。
前回
コミュニティとは何か?
コミュニティに集まる人々には共通の関心事である。では、プロジェクトとコミュニティは何が違うだろうか。私は「HoloLens謎解き開発プロジェクト」のようにプロジェクトベースで人と交流することもあれば、「Iwaken Lab.」といったコミュニティベースで交流することがある。
プロジェクトには、プロジェクト主語の目的と完了がある。つまりいつかは終わる。HoloLens謎解き開発プロジェクトは、2023年5月のローンチを目的にしひと段落した。そのメンバーは今は別のプロジェクトや活動をそれぞれしている。
コミュニティには完了があるだろうか。あるものもないものもある。また、コミュニティの目的があるにしても、それを達成することがゴールではないかもしれない。Iwaken Lab.としてのコミュニティ活動は人によってはゆるく、人によっては激しく続いている。しかし、その関係は継続性が高い。
コミュニティの根本
コミュニティが成功する保証や万能の裏ワザはない、ということは大変共感する。
私が主催するwithAR、Iwaken Lab、言語化コミュニティ、Babylon.js勉強会は全て偶然から生まれた。偶然とは、たまたまDMが来てこういうのやりたいという情熱ある人が表れ、その人と情熱を続ける形を考えた結果がコミュニティとして誕生した。
それぞれのコミュニティの目的も運営方法も違うスタイルだ。
ただ、前回の記事「コミュニティのトレンドを読み解く5つの原則」は、かなり抑えていたことに気づいた。
コミュニティを作るのが、複雑な仕事というのは、私自身の感覚としては思っていない。しかし、客観的には大変複雑な仕事だと思う。
なぜなら「他人はコントロールできない」という前提で、コミュニティとして成長するように他人を誘導していくような設計をしていくのだから。人間の心を理解した上で、設計、行動しなくてはならない。
また、私自身は趣味のコミュニティ運営のため、数字的な結果は求められていない。これが仕事としてのコミュニティ運営になったら、また気持ちはかわるかもしれない。
まとめ
今日はここまでにします。
次回は「人間の心とは」についてまとめていきたいと思います。
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