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私的音楽アーカイブ66(カーペンターズほか)

651.Mr.Children:GIFT
652.チャーリーパーカー:BE BOP & BIRD
653.ディジーガレスピー:IT HAPPENED ONE NIGHT IN 1947 AT OARNEGIE HALL
654.ポールブレイ:Be loop
655.ケニードーハム:TROMPETA TOCCATA
656.カーティスフラー:BONE & BARI
657.リーコニッツ&マイルスデイヴィス:EZZ-THETIC
658.サザンオールスターズ:I AM YOUR SINGER
659.カーペンターズ:TWENTY-TWO HITS OF THE CARPENTERS
660.サラブライトマン:DIVA

⚫︎659.カーペンターズは言うまでもなく、リアルでその音楽を聴いていた世代にとってはビートルズに並ぶほどの伝説であり、カリスマ的なグループである。だが、僕の場合はカレンカーペンターが32歳という若さで亡くなり、活動が悲劇的な終局を迎えた後にその存在を知っただけに、最初から「教科書に出てくるミュージシャン」のような感覚だった。
それだけに、彼らの人物像や経歴を知るより先に、楽曲の数々を知ることとなった。先入観がない分、純粋にその音楽の素晴らしさを体感した世代ともと言えるだろう。
イエスタデイワンスモア、遥かなる影、トップオブザワールド、スーパースターなど、いずれも最初に聴いたのは小学生の頃だが、今だに最初に聴いた時に大きな感銘を受けたのを覚えている。音楽とは人に生きる力を与えるものなのだなと、片田舎の少年に強く思わせてくれたのがカーペンターズだった。
カーペンターズのベストアルバムの類は無数に出ているが、その中でもこのアルバムは2人の魅力が凝縮されている。今聴いても全く違和感がなく、国境や時代を超える音楽というのはこういうものかと改めて感じさせてくれる。

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