【葬送のフリーレン】薬屋のひとりごととの共通点と相違点
個人的には2023秋アニメに観たい作品が多いので、葬送のフリーレンと他作品との関連性の記事を書きたいと思っています。
本記事では、薬屋のひとりごととの共通点と相違点を、考察したいと思います。
漫画「葬送のフリーレン」の記述内容は、単行本3巻23話まで、漫画「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳」の記述内容は、単行本3巻13話までを含みますが、大きなネタバレになるような箇所は避けるようにします。
葬送のフリーレンとは
いまさらですが、以下が葬送のフリーレンの概要です。
薬屋のひとりごととは
いまさらですが、以下が薬屋のひとりごとの概要です。
両作品の共通点(と相違点)
基本的には類似作品とは呼べない両作品ですが、個人的に似ているなと思った所は2点あります。
主人公の女性がオタクで超鈍感
まず両作品とも、主人公の女性がオタクです。
葬送のフリーレンの主人公のフリーレンは、魔法オタクです。
魔法にこだわりがあるというよりかは、誰が欲しいのかわからない、マニアックな魔法を収集するほうのオタクです。
また薬屋のひとりごとの主人公の猫猫(マオマオ)は、毒・薬オタクです。
毒や薬に関する知識もさることながら、それらを自分で摂取して試さないと気が済まないほどのオタクです。
さらに、両作品とも主人公の女性は超鈍感です。
鈍感というのは、上述した趣味の部分以外には、あまり興味がなく、特に自身に向けられた恋愛感情には鈍感という意味です。
フリーレンは、個性の部分もあると思いますが、どちらかと言うと種族的に恋愛感情に鈍感だと言えます。
対して猫猫は、自身の個性の部分が大きいと思われますが、育った環境が花街ということもあり、恋愛にはドライな感覚が身についたという面もあると思います。
主人公の男性が超イケメンで主人公の女性に気がある
もう1つの共通点は、両作品とも主人公の男性が超イケメンなところです。
葬送のフリーレンの主人公の男性は、勇者ヒンメルです。
薬屋のひとりごとの主人公の男性は、宦官の壬氏(ジンシ)です。
両者とも、内面と外見の両方ともがイケメンですが、どちらかというとヒンメルは内面的な部分のイケメンっぷりが描写されることが多く、対して壬氏は外見的な部分が描写されることが多いです。
また両者とも、主人公の女性に気があります。
どちらも間接的なアプローチが多く、更に相手が超鈍感なのもあり、中々その関係性がもどかしく感じます。
両者の決定的な違いは、ヒンメルが現代では亡くなっていることで、フリーレンとの関係性も回想で描かれるものしかないので、なんだか切ない感じになります。
両作品の相違点
違う作品なので、当然相違点は数多くありますが、個人的に大きいと思う相違点は以下の2点です。
回想中心 vs. 薬学・化学トリック中心
まず、ストーリーの肝となる部分が異なります。
葬送のフリーレンは、紹介文にあるように、後日譚ファンタジーとのことなので、勇者ヒンメルとの冒険などの、過去の回想を中心として、話が展開することが多いです。
対して薬屋のひとりごとは、ミステリーであることと、猫猫が毒・薬オタクであることから、薬学や化学のトリックを中心として、話が展開することが多いです。
職業・師弟中心 vs. 身分・家族中心
もう1つは、登場人物間の関係性についてです。
葬送のフリーレンでは、冒険を軸としてストーリーが進むので、登場人物間の関係性は、職業や師弟関係などの、機能的な繋がりが中心になります。
対して薬屋のひとりごとでは、後宮を軸としてストーリーが進むので、登場人物間の関係性は、身分や家族関係などの、血縁的な繋がりが中心になります。
前者は、からっと軽い感じのイメージですが、後者は、じとっと重い感じのイメージです。
共通点・相違点まとめ
主人公の女性がオタクで超鈍感
フリーレンは魔法オタク
猫猫は毒・薬オタク
両者とも自身の恋愛には超鈍感
主人公の男性が超イケメンで主人公の女性に気がある
ヒンメルは主に内面的なイケメンが描かれる
壬氏は主に外見的なイケメンが描かれる
両者とも主人公の女性に気がある
ヒンメルは既に亡くなっている
ストーリーの肝
葬送のフリーレンは回想中心
薬屋のひとりごとは薬学・化学トリック中心
登場人物間の関係性
葬送のフリーレンは職業・師弟関係中心 からっとした関係
薬屋のひとりごとは身分・家族関係中心 じとっとした関係
まとめ
本記事では、2023秋アニメで放送される、葬送のフリーレンと薬屋のひとりごととの共通点と相違点についてまとめました。
片方の作品のファンの方も、本記事にて作品の共通する部分を感じ、もう一方の作品を見るきっかけになれば、幸いです。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
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