【葬送のフリーレン】二つ名を持つ登場人物①
漫画「葬送のフリーレン」では、フリーレン一行が旅をする中で、様々な人物に出会います。
その登場人物には名前が有ったり無かったりと様々ですが、特に重要なキャラクターには、二つ名が付いていたりします。
本記事では、漫画「葬送のフリーレン」に登場する、二つ名を持つキャラクターを紹介し、それが付けられた経緯などを考察したいと思います。
漫画「葬送のフリーレン」の単行本全12巻117話までの記述内容を含むので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。
二つ名とは
まず始めに、二つ名について定義したいと思います。
典型的な例で言うと、主人公のフリーレンが持つ「葬送」は、二つ名です。
逆に、本記事において二つ名としないものとしては、職業を表すもので、勇者ヒンメルや大魔法使いフランメなどがその例です。
また、生臭坊主などのあだ名も、本記事では二つ名として含めません。
上記を踏まえて、以下では二つ名の具体例を紹介します。
魔族側の二つ名
腐敗の賢老クヴァール
フリーレン一行が最初に出会う魔族で、二つ名を持つキャラクターが、腐敗の賢老クヴァールです。
なぜ「腐敗の賢老」なのかは、明らかになっていませんが、クヴァールの体がツギハギだらけなことから、おそらく腐敗するほど長く生きていることから来ていると想像しています。
また、クヴァールの無類の強さから、「不敗」と「腐敗」を掛けているのかなとも考えています。
断頭台のアウラ
フリーレン一行が最初に出会う七崩賢の魔族が、断頭台のアウラです。
なぜ「断頭台」なのかは、作中で文字として明確に記述されていません。
ただ、アウラの使用する「服従させる魔法」の唯一の欠点である、強い意志を持つものの一時的な反抗を防ぐために、魔法に掛けたものの首を落としていることから、「断頭台」の名を持つと考えられます。
不死なるベーゼ
アウラと同じく七崩賢の一人である不死なるベーゼも、二つ名を持っています。
なぜ「不死」なのかは、明らかになっていませんが、おそらくベーゼの使用する強力な結界魔法により、無傷で敵に勝利することが出来ることから、「不死」の二つ名が付いたと想像しています。
ちなみに、ベーゼは勇者ヒンメルに倒されているため、本当の意味での「不死」ではないことは確認済みです。
黄金郷のマハト
同じく七崩賢の一人である黄金郷のマハトも、二つ名持ちの魔族です。
「黄金郷」の二つ名は、マハトの使用する「万物を黄金に変える魔法」により、ヴァイゼなどの都市が黄金に変えられてきた歴史から来ていると考えられます。
奇跡のグラオザーム
同じく七崩賢の一人である奇跡のグラオザームも、二つ名を持つ魔族です。
なぜ「奇跡」なのかは、明らかになっていませんが、グラオザームの使用する「楽園へと導く魔法」により、魔法に掛かったものが「奇跡」のような夢を見ることができることから、その二つ名を持つと想像しています。
残影のツァルト
七崩賢奇跡のグラオザームの配下である残影のツァルトも、二つ名を持っています。
配下の魔族で二つ名を持っているのは、珍しいパターンですが、ツァルトの使用する空間転移魔法の強力さを考えると、二つ名を持っていることも納得です。
なぜ「残影」なのかは、明らかになっていませんが、おそらく空間転移魔法を実際に周りで見た人が、転移した人やモノの「残影」を見たことから、その二つ名を持つと想像しています。
全知のシュラハト
魔王の腹心である全知のシュラハトも、二つ名を持つ魔族です。
「全知」という二つ名は、おそらくシュラハトの使用する未来予知の魔法から来ていると考えられます。
神技のレヴォルテ
魔族の将軍の一人である神技のレヴォルテも、二つ名を持つ魔族です。
「神技」という二つ名は、レヴォルテが使用する剣が、神話の時代に山を砕いたとされる剣に似ていることから付けられたらしいです。
血塗られし軍神リヴァーレ
終極の聖女トート
フリーレンの過去転移編にて登場した、血塗られし軍神リヴァーレ、および終極の聖女トートも、二つ名を持つ魔族です。
二つ名の由来については、現時点で推察する材料が少ないため、不明とします。
その他
無名の大魔族ソリテールについては、「無名の大魔族」が一般的な呼び名であると判断して、二つ名を持つ魔族の例には入れませんでした。
また、一コマだけの登場ですが、玉座のバザルト、および電閃のシュレークも、二つ名持ちの魔族です。
長くなりましたので、他の話題については別記事にてまとめる予定です。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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