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【アニメ感想】魔法使いの嫁:とにかく、もどかしい

普段は葬送のフリーレンに関する投稿をしていますが、今日は最近観たアニメ「魔法使いの嫁」の感想を投稿します。

あらすじを説明するのは、以下の漫画公式サイトの紹介文に任せます。

羽鳥チセは15歳の少女。
彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、
何も持ち合わせていない。
ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。

そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として
迎え入れたのは、異形の魔法使い・エリアス。
自然と寄り添い、悠久の時を生きる魔法使いの暮しの中で、
チセは大切な何かを少しずつ取り戻していく…。

これは、世界の美しさを識る為の物語。

「魔法使いの嫁」アニメ公式サイト Season 1 イントロダクションより
https://mahoyome.jp/introduction/#season1

現時点では、原作漫画は未読、アニメはseason1の第24話まで観ている段階です。


率直な感想としては、とにかく、もどかしいです。

若干情報量の多いアニメだなと、3話くらいまで観て思ったので、観点としては主に、主人公の少女チセと、その魔法の師匠であるエリアスの関係性に絞って観ました。

もどかしいというのは、その2人の関係性のことで、そこが一つの魅力なのかなと思いました。

タイトルにある通り、エリアスはチセを嫁として迎えています。

ただエリアスは、説明は難しいですが、妖精・精霊・魔物に限りなく近い人間で、人間の考え方や感情が理解しにくいため、チセとの距離の詰め方が上手くありません。

一方チセは、エリアスと出会う前までに、結構重い過去を持っており、その影響から、他者と適切な関係性を作ることが苦手です。

更に2人とも、危ういほどの魔法の力を持っており、感情的に不安定になると、まあまあ厄介なことになります。

これら2人の不器用さに加えて、エリアスがチセを救ったところから関係性が始まったことも影響し、最初は依存的な関係性で距離を縮めますが、それは必ずしも適切な関係性とは言えません。

かといって2人には、そこから抜け出す器用さがないので、人間や妖精などの周りのサポートと、幾つかの事件をきっかけに、少しずつ対等な関係性を築いていきます。

この関係性の進み方は、私の好きな葬送のフリーレンに似ている部分があり、好みの速度かなと思います。

一方その関係性の周りで起きる出来事は、スケール感が大きいもの、激しく感情が揺れ動くもの、ダークな事件など、対比的なものが多いので、より関係性の進み方が、もどかしく感じるのかもしれません。

世界設定などの細かい部分については、正直1回の視聴では追えなかったので、葬送のフリーレンとの関連性をまとめる際に、補完していきたいと思います。


長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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