【葬送のフリーレン】テーマのリフレイン:冒険者の職業①
漫画「葬送のフリーレン」には、様々なリフレイン(繰り返し)が組み込まれています。それらを意識しながら読み進めるのも、この漫画の一つの楽しみだと考えています。リフレインの種類についての概要はリンクを参照して頂き、以下では具体例について紹介します。
対象は単行本全10巻97話までですので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。
本記事で紹介するのは、テーマのリフレインの「冒険者の職業」です。
「冒険者の職業」について
漫画「葬送のフリーレン」では、様々な職業が登場します。
その中で、魔物・魔族の討伐や迷宮の攻略を行うための職業を、本記事では「冒険者の職業」と呼んでいます。
その「冒険者の職業」について、職業の役割や代表的な人物、管理団体などをまとめていきたいと思います。
魔法使い
まずはじめに、最も多く登場する職業として、魔法使いが挙げられます。
役割
主な役割は、魔法を使った攻撃と防御です。
現代における代表的な攻撃魔法は、一般攻撃魔法です。
また、敵の攻撃から身を守る、防御魔法も使います。
その他にも、魔物討伐や迷宮攻略に必要な、多種多様な魔法が存在するので、葬送のフリーレンでの魔法使いの役割は多岐に渡ります。
魔法の種類については、別記事にてまとめる予定です。
代表的な人物
魔法使いは数多く登場しますが、代表的な例としては、以下の4人が挙げられます。
ゼーリエ
フランメ
フリーレン
フェルン
この4人は特に登場回数も多く、人類の魔法の発展に貢献している人物です。
どのように貢献しているかについては、以下の「魔法の歴史」の記事に詳細をまとめていますので、時間があれば御一読ください。
管理団体
現代において、主な魔法使いの管理団体は、大陸魔法協会と呼ばれる組織です。
ちなみに、魔王討伐の時代には、魔法使いギルドが管理団体でした。
作中で言及されている主な拠点は2つで、聖都の本部と、オイサーストの北部支部です。
大陸魔法協会が管理するものは、主に2つあります。
1つは魔法使いの資格で、試験を運営することで、魔法使いの質を保証しています。
また、魔法使いの資格の等級によって、入ることのできる地域が制限されるので、冒険者にとっては重要です。
もう1つは討伐依頼で、所属している魔法使いの収入源になっていると思われます。
また明言はされていませんが、おそらく魔法学校の運営も大陸魔法協会が担っていると思われます。
職業のステレオタイプ
魔法使いは曲者が多いと言われています。
ただでさえ変人のフリーレンが言っているので、たぶん本当でしょう。
僧侶
魔法を使うもう1つの職業として、僧侶が挙げられます。
役割
主な役割は、女神様の魔法による回復や呪いの解除です。
回復魔法としては、傷を治すものや毒を治療するものなどがあります。
また、魔物・魔族が使用する呪いを解除する魔法も使用します。
ちなみに呪いに関しては、女神の加護と呼ばれる資質のおかげで、基本的に僧侶には呪いが効きにくいです。
一部攻撃魔法もありますが、以上より基本的には、後衛にて仲間をサポートするのが役割です。
女神様の魔法も含めた、魔法の種類については、別記事にてまとめる予定です。
代表的な人物
僧侶は何人か登場しますが、代表的な例としては、主に2人挙げられます。
ハイター
ザイン
また特殊な例として、メトーデという魔法使いは、僧侶の魔法も使うことができる人物です。
今後言及される可能性がある僧侶としては、英雄の像にある、ザインによく似た僧侶が挙げられます。
管理団体
主な僧侶の管理団体は、教会及びその組織です。
といっても、教会という組織の目的は、主に信仰の普及だと考えられるので、冒険者としての僧侶の管理は、副次的なものに過ぎないと思われます。
主な拠点は聖都で、各地の村や町に教会が点在しています。
教会が冒険者としての僧侶の実力を管理しているわけではありませんが、聖都の司教が各地の司祭に授ける聖印によって、おおまかな僧侶の実力がわかると思われます。
また各地の教会は、僧侶のいない冒険者の貴重な回復の場となっています。
職業のステレオタイプ
僧侶は品行方正で清貧を尊ぶと考えられています。
ただし、葬送のフリーレンに登場する僧侶は、そのステレオタイプから外れていることが多いです。
それ故に、例えばハイターは、フリーレンなどから生臭坊主と呼ばれています。
これらの経験から、フリーレンは僧侶には変な奴が多いと考えています。
ちなみに、生臭坊主については、以下の記事にまとめていますので、時間があれば御一読ください。
またフリーレン曰く、喧嘩の仲裁は僧侶の仕事とのことです。
冒険者の側面ではなく、信仰の側面としての僧侶は、以下の記事にまとめていますので、時間があれば御一読ください。
長くなりましたので、他の職業については以下記事にてまとめました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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