見出し画像

何故売り込みがあるのか

Apple Storeではなく
正規サービスプロバイダで修理を
受けた事がある方は
「iPhoneのガラスフィルム貼り付けしてますよ!いかがですか?」
って言われた事があると思います。

大体の方が「いらない」って
断りながら、こう思っていませんか?

『毎回 売り込みウザい💢』

まぁ、そう思われても仕方ないのですが、この売り込みには理由が有ります。

正規サービスプロバイダが商品をメインで売っておらず、修理で利益を上げている事が大きな理由です。

「は?あんだけ高い修理金額払わせてんのに?儲かって当然だろ?」

そう感じる方も多いと思います。
(高いのが嫌なら非正規店を利用して下さい。大体ぶっ壊れますが)

コレが日本の企業が大元だった場合は、正規サービスプロバイダも儲かっているハズです。

ここから先は私の憶測でしかないですが、その理由をお話しします。

アメリカでは保険がある物や保険加入している患者を対応した際、その時の技術料は100%入ってきます。

仕組みはよく分かりませんが、おそらく、Appleの修理に関しても同じでは無いかなと。

つまりApple careに加入しているデバイスを修理したら、技術料が入ってくるけど、保証期間切れのデバイスには技術料が入って来ないのでは無いかと。

バッテリーに例えると   (2023/02/14)の計算では
安い金額で7,500円。

バッテリーの原価金額(発注手数料か部品管理費が正解)が4000円位として、仕入れ代(危険物なんで割高ですよね)が5,000円だとすると…

−1,500円。

保証期間切れのデバイスを修理するとマイナスになってしまうからです。
(多分)

しかも、安いバッテリーは小さいからこの値段かもしれないですが、
フルディスプレイのiPhoneは
バッテリーも大きくなっています。
つまり…マイナス金額も大きくなります。

そんな利益に繋がらない修理を何十件とやっていたら、どうなるでしょうか?

経済力がない会社だったら倒産しますよね。

というよりも、経済力があろーがなかろーが赤字には間違いない。

そこで考えた苦肉の策が
ガラスフィルムの貼り付けサービス

利益に繋がらない修理だとしても
買ってくれれば、利益が少しは出る。

Apple careに入っているデバイスだったら、より利益になりますよね。

こうして修理部門を成り立たせる事ができるサービスなんです。

確かに、高い修理金額だして直してるのに、馬鹿高いガラスフィルム買ってくれって言われたら…

頭にきますよね。

でも、ここで考えて欲しいのが
今後も修理を利用すると考えた場合
無くなって欲しく無い場所なら

『突発的な投資』
もしくは
『将来に向けた寄付』

として、サービスを了承するのも
アリなんじゃ無いかなと。

もちろん、iPhoneだけではなく
AirPodsやMac、iPadも修理しています。

その中でiPhoneだけ貼り付けサービスが有るのも、ユーザーが多いから。

iPhoneユーザーは小学生から御年配の方まで居ます。

できるだけ多いユーザーに存続の為の
協力をしてくれたら
正規サービスプロバイダがこれ以上減るって事は無くなるかも知れません。

三月に再再度のバッテリー価格値上げが発表されましたが、コレは
部品調達が原因です。
正規サービスプロバイダが儲かる様にする為では無いのです。

新型コロナの影響やウクライナ侵攻で部品調達が難しくなっているから
値上げを発表したのです。

遠い国で起きている戦争の余波は
私達のiPhoneにも忍び寄っているのです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?