都知事選の重要な論点・プチ鹿島

 8日「報道特集」、小池知事に、日下部キャスターの「朝鮮人犠牲者追悼式典」への追悼文送付を7年連続で拒否しているその理由を質問している。その小池氏の返答の曖昧さ、質問に答えていないことについてプチ鹿島氏は見解を述べている。そもそもは古賀都議の「虐殺はなかった」と主張する工藤美恵子論の主張から撤去説までの議会の話に遡る。当初の追悼碑に刻まれている6千人について否定している。死者の人数に疑義があるという理由で「虐殺はなかった」という主張である。これを受けて小池知事は、『私自身が適切に判断する』と言って追悼文を取りやめた。

知事は「虐殺はなかった」に加担していると見るのが普通だと思う。これまでも、今も明解な拒否理由を説明していない。ジェノサイドをもみ消す、歴史認識を抹殺するようなリーダーが政治を行使するのは間違っている。

日本が最も人権を擁護する国であることをアピールする意味においても、この件は明確にしなければならないと考える。プチ鹿島氏は『私も街頭で直接質問してみたいと思う。他の候補者にも追悼文への対応について聞いてみたい。これも都知事選の重要な論点では?』と述べている。


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