武器供与反対デモ

 ドイツ人の武器供与反対者は侵攻初めから根強く一定数はいると伝えられてきた。さらに個人、企業関係者は、エネルギー事情に対して不平を募らせている。デモ参加者のプラカード、『悪化でなく交渉を』とアピールされていたようだ。人道的には真っ当な主張だ、世界の誰もが願っていることだろう。
しかし、歴史は私達一般人の声に耳を貸すことはしないのがこれまでの歴史だ。1年を契機に政府関係者は支援に強気な姿勢を見せてきている。特にリントナー財務相はG20会談においても厳しきロシア批判を展開している。『デモについて「明確に反対」されるべきとし、ツイッターに「ウクライナの側に立たない者は歴史の誤った側に立つことになる」と投稿した』ようだ。
現時点で、どちらでも良いが一度攻撃を停止して、どのような展開になるか結果をみても良いように思うが、火を見るよりも明らかだと一蹴されるかも知れないが、歴史はどう動くか判らない。両者の疲弊合戦を見ていても一口はつかめない。


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