見出し画像

細野豪志議員、何を言いたいのか?

 テロに対する社会的コンセンサスは既にできている。山上徹也を「成功したテロリスト」と決めたいようだが、彼は法律によって罰せられる、成功でも失敗でもない。個人的な「殺意」だ。それがどの方向に向かうかは誰にも判らない。再発防止はあらゆる分野での方法論をもって模索しなければならない。原因究明がその分野にあればそこを究明するのがコンセンサスというものだ。それが例え元首相であっても、反って汚名を晴らす機会になり徹底究明されなければならない。細野氏はその状況を「倒錯だ」と言うのは、岸田政権が調査を拒んでいるからに過ぎない。

誰も「加害者」扱いはしていない、本人が心配し過ぎているだけだ。親分を庇う気持ちは判るが、一政治家としては地に落ちる姿勢だ。安倍氏に対する濡れ衣だと思うのだったら、自ら率先して透明性を発揮するのが議員の仕事だ。それと、「テロリスト」と一括りにすれば問題は解決すると思っているようだが、狭義には、全く因果関係がない対象を殺傷する時の言葉だ。要人殺害の時は「暗殺」が適語で、原因が不確かな場合は「殺人」に留めるのが妥当だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?