ミュンヘン会議・和平への道のりは遠い

 独ダス・エルステTVの放映をスプートニク紙が紹介。各国の発言者はウ軍へのさらなる軍備増強に集中、和平樹立についての話はなかった、できなかったと報じている。弾薬供給問題が差し迫った問題で、西側諸国の備蓄減少問題での供給体制に集中したようだ。
NATO事務総長は、ウ軍が消費する砲弾の数が欧州の製造できる量を上回っていると公式的に指摘したようだ。現実的に、プーチンとゼレンスキー氏とは水と油で断絶している、両者とも和平協議は頭にないと言われている。

また、西側はウ軍を敗けさせる訳にはいかないというのが共通認識だ。その総意が20日のバイデン大統領電撃キーウ訪問になっていると思われる。中国がロシアに対する西側の制裁を批判、ロシアの侵攻に言及しない限り、和平への手掛かりは出てこないだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?