石破総裁は論客でもオタクでもない
マスコミがつくり上げた虚像を鵜呑みにするとえらい目に合う。二言目には、「議論を尽くす」と言うが、既に党内で結論がでている事ばかりである。それを如何に国民を騙しながら納得させるかが常に壇上になっている為に、「議論」と言っているに過ぎない。
防衛オタクからでた、「アジア版NATO」についても、思い付き的発想に過ぎないところが散見される。玉木雄一郎氏が指摘するように、『そもそも、NATOの認識が間違っているのではないか・集団安全保障ではなく、集団的自衛権の行使になるはずだ』。即ち、解釈による恣意的な自衛隊の攻撃行使は憲法違反、戦争ができる憲法改正が必要だということだ。従って、その延長には、「徴兵制」も明記されることになり兼ねない。
石破総裁の一見合理的な発言は、実は極めて危険な方向性を孕んでいる。ある方も指摘していたが、『石破さんは外交、防衛、経済みんな勉強不足』と言える。細君がいう、「正直者」であっても、国民を危険な状況に方向付ければ最悪な指導者だ。
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