脱税以前の問題・立憲の支持率が上がらない理由

  枝野幸男議員、『われわれもかつての政党ではキックバックあった。問題は不実記載だ』。キックバックを前提にしたパーティーを是認しては、「金が要る政治を肯定」しているようなものだ。この期に及んでも自民党と同じようなことを主張しているから支持率が上がらないのだ。政治資金規正法の刷新を掲げて、「政党助成金」制度をつくった経緯から、その範囲内での努力義務を主張するのが筋、もしくは、これを止めて政党パーティー開催による国民からの寄付で賄うのかどちらかである。収支報告書さえあれば、両方でやっても良いという発言は、とても野党第一党の元代表の発言とは思えない。焼きが回り過ぎている、そろそろだ。

なぜ、維新の会が支持率を上げているかといえば、来月の京都市長選の新人村山祥栄氏への推薦取り消し理由、個人の政治資金パーティーに実態が伴っていない可能性があると判断、つまり現況の国民の関心ごとにいち早く反応しているからだ、あの「維新の会」がということではない。今、刷新されなければならない問題に向き合っているかの姿勢の問題だ。結果、内容はその後の問題だ、支持率、選挙とはそういうものだ。


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