香港国家安全維持法(国安法)違反罪・菅野志桜里氏

 何とも物騒な話が現実化している。日本の国会議員が、中国の人権問題に言及、批判したとして「共謀者」扱いを香港裁判所で指定されているようだ。
菅野氏は議員時代に超党派で「対中政策に関する国会議員連盟(JPAC)」を発足、周庭(アグネス・チョウ)氏らと連携して、逮捕、禁錮刑に対して抗議声明を出したりしている。問題の焦点、民主活動家の黎智英(ジミー・ライ)氏とは全く関係を持ったことは無いと菅野氏は主張している。現実に逮捕状は出ていないものの、中国との関係国で逮捕される可能性はゼロではないとある。

政府は国安法抵触が指摘された日本人は菅野氏のほかにもいるとして監視中らしい。「JPAC」は主権侵害だと批判、関係国への要請、国連での懸念表明など対策に乗り出している。中国国内でのスパイ容疑などは未だしも、国外での発動は常軌を逸している。


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