岸田首相・不出馬を表明した理由

 一目瞭然、理解できることは、支持率低下が半年以上、何を言っても回復しない結果は、衆議院選挙に勝てないと自民党員全員が判断したからだ。その内実を世間は、「裏金問題」を筆頭に掲げているが、 北野幸伯さんは、「裏金失脚説」を妥当でないと指摘している。
北野さんは、「増税失脚説」を主張している。岸田首相の口からでたステルス増税を含めて項目は、知れば成程と思う多さに国民はげんなりする。『こんなにあるぞ!ステルス増税(税理士法人プライムタックス)』を参照に列挙しているが、纏められるとウンザリする国民いじめが歴然として政権に対する拒否反応がでても不思議ではないレベルだ。

『たばこ増税・所得増税・復興特別所得税の延長・給与所得控除の廃止・配偶者控除の廃止・退職金の非課税枠を廃止・扶養控除の縮小・法人増税・後期高齢者医療保険の負担増・生前贈与の持ち戻し期間延長・結婚・子育て資金の贈与特例廃止・教育資金一括贈与廃止・介護保険料負担増・国民年金納付期間延長・公的医療保険の上乗せ・森林環境税の創設・厚生年金支給減額・走行距離課税の新設・ケアプランの有料化』。

検討中のものが多いが、来年度から実施されるものもある。もしこれが現実化すれば、現役の労働者税負担は恐らく世界一(収入の60%)になるだろう。とわ言え、国会審議の俎上に上がっているから粛々と法案成立に向って進んでいることは事実だ。廃案も可能だがなかなか難しいのが現実だ。自民党総裁選で誰がなっても、この路線は変わらないだろう。
従って、今度の衆議院選挙は余程、国民が腹を括らないと議員は生きれても、我々の日常生活はままならないこと必至だ。


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