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中国

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3期目の習近平政権、世界に多大な影響を与えながら、国内の舵取りに不安材料が肥大化している。
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記事一覧

何よりも政治的リスクが大きい

 最近、高齢者を対象にした、「老年食堂」地元政府経営、中国各地におよそ6000軒あるらしい、…

岩畑 政行
3週間前

改正反スパイ法・留学生急減

 国政助言機関、人民政治協商会議の常務委員、北京大の賈氏は、『反スパイ法の実施細則をでき…

岩畑 政行
1か月前
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香港国家安全維持法(国安法)違反罪・菅野志桜里氏

 何とも物騒な話が現実化している。日本の国会議員が、中国の人権問題に言及、批判したとして…

岩畑 政行
2か月前

愛国教育・元日に新法施行

 今に始ったことではないが、さらに罰則を設ける法律化により統制強化を図る習近平主席の狙い…

岩畑 政行
2か月前
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中国・アップル「エアドロップ」の解読に成功

 「エアドロップ」機能は、アップルの端末同士でデータを直接共有できる仕組みらしい。北京の…

岩畑 政行
3か月前
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鎖国へ向かう・中国

 2021年頃から政府系職員の海外渡航(旅行)規制が厳しくなっているという。 「反スパイ法」…

岩畑 政行
6か月前

習氏vs抵抗勢力1000人

 加賀孝英氏のスクープ記事によると、外相、防衛相の相次ぐ失脚劇は、昨年に記事化している、中国軍、「ロケット軍」の機密報告書を米国が公開した『部隊組織図、指揮官の名前、配備されたミサイルの種類、秘密基地まで明記』による、スパイ容疑の逮捕劇だと述べている。 それで、先ずは秦剛外相の逮捕ということになったというのは頷ける。何しろ、米国が『中国の全基地をロックオンしている。台湾侵攻すれば全滅させる』と明記しているとあるから、習氏の怒りは只事ではないだろう。 さらに、ロケット軍幹部と戦

社会主義核心価値観・矛盾を生きる

ブリックレーンに忽然と表現された、「民主・自由・愛国・平和・富強・平等・公正・・」の…

岩畑 政行
8か月前
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ドイツ・中国政府奨学生ストップ

 『アレクサンダー大学が、政府奨学金を運営する中国奨学金評議会から全額、奨学資金を支給さ…

岩畑 政行
9か月前

専業息子、専業娘

 両親から給料をもらう子供達のことだ。30代の「寝そべり族」から進化した20代の若者たちの就…

岩畑 政行
9か月前
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中国景気低迷は本物

 世界の需要低迷は内需のストップに拍車を掛けている。深刻な不景気に入りつつある。大卒の若…

岩畑 政行
10か月前
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ダライ・ラマは小児性愛者ではなかった

 フィスケジョ氏(人類学者)は、専門家として中国政府がSNSに流した4月8日、ダライ・ラマ14…

岩畑 政行
11か月前

お笑い芸人、所属会社に2億円超の罰金

 芸能会社は北京での公演は無期限中止、李さんの活動を無期限中止と報じられている。『首都の…

岩畑 政行
11か月前
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「八旗文化」出版社編集長・中国で逮捕される

 中国共産党にとっては、漢族は元より、満州族でもモンゴルでも全て「中国」人ということで逮捕権を行使できると決めているようだ。流石に台湾、日本ではないようだが、国内に入ればよくある話ではあった、それがスパイ法が出来てからはより厳しく対処しているようだ。 富察(ふ・さつ)氏も例外でない。特に中国周辺地域の歴史書の翻訳出版を手がけている希少な専門出版社の責任者と言うことだ。各国の研究者を取り調べるということには至らないが、その研究書を中国人が中国国内で出版すると罰則になることが確実