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残像日記 2/22

残像日記とは?
 → 前日の内容書いたメモから適当にまとめた日記


書くことが無いで有名、日記。

前日の内容のメモから日記を書いているはずなのに毎回書くことが無いというのは、つまりメモなんか面倒で取っていないということで。

ああ、堂々たる企画倒れだ。毎回こうやってPCに向かってから初めて頭を捻って書くことを創出している。こんなんでいいのか。あと無から創出する内容をまとめた文章は日記と呼べるのか。

昨日おととい死の話をしたから今日も死の話をするか。死は意外と身近にあるからな。メメントもろう、みんなで。まあ今日書くのは不老不死の話だからその真逆に位置しているけれど。

不老不死のキャラが好きなのだが、不老不死にはちゃんと理屈が欲しいな~という派閥の人間だ。なんか知らないけど何されても元通りになるよ~みたいなギャグ漫画的存在を見ると、なぜそうなのか、どういった仕組みで不死化しているのか気になってしまうことがままある。

普遍的な不老不死の理屈とはなんだろう。

一番簡潔で分かりやすいのは「そもそも死のある存在じゃない(生物ではない)パターン」かもしれない。ロボットや電脳生命体など、そもそも生と死の境目が曖昧な存在は、生きていると言い難いために死ぬという機会もなさそうだ。

「その存在の消滅」を死として捉えるならば、ロボットを破壊したりサーバーごとかき消したりしたら死ぬことになるが、たいていこういう存在はデータがバックアップされていたりして「生きていた」ということにされがちだ。あそこにあった意識は確かに死んだはずなのに……まあ不死かは置いておいて、不老ではある。

生物として不死と言う場合、「再生力が異常に高い」みたいな理由付けがされる気がする。全身が幹細胞でできているとか、環境に適応してあり方を変えるとか。吸血鬼やゾンビなんかもこれの類だろう。バトル漫画なんかでよく説明に使用される気がする。

かなり強引な論理ではあるが、その世界ではそうなんだな、で解決する。独自論理を繰り出しはするが、現実における生物学のニュアンスを混ぜてくるので理解はしやすい。

私が好きなパターンだと、物質界より上位の法則でそういうもの、として定められているから不老不死、みたいなやつだ。彼らはもう本当にどうなっても死なない。チリも残さず消し飛ばされても、全然違う場所のドアとかからひょこっと現れたりする。そういうタイプ。

このタイプはある意味「言ったもん勝ち」なので、ぶっ飛んだルールをねじ込んでもいい。例えば世界そのものに存在が対応しているから、世界が消滅しないと消滅しないとか。知的生命体の認識上で生まれた存在だから、観測者がいる限り不滅であるとか。ロマンがあって楽しい。

あと、どんな酷い目にも合わせられるところが、良い……

アカクラゲの不死性をモチーフにして不死キャラを作ったときは、再生力が凄くて不死……!と見せかけて体内に別の銀河が広がっててその銀河の創出者の形質を強く受け継いでいるがために不死(その銀河と創出者は同時に誕生しており、死の瞬間に法則が裏返り生へと戻っていく)……!みたいなことを言っていた。これが捻くれ。

一応理由があって、もし本当に神がいるなら自分自身を創出する存在だろうなってことを考えていて、過去の私はアカクラゲの存在を知って「これしかない!」って思ったからなんだ。

最近考えているのは世界に自分を固定する錨のようなものを降ろすことで、絶対に居なくならない状態で保存するみたいなやり方だ。

このやり方で不老不死の魔女を作った。ここから先はただの能書きというか、創作設定みたいなものだからもう完全に日記ではない。

その世界で魔女と呼ばれる存在は、みな不老不死になる過程を乗り越えて初めて呼ばれる。つまり魔女はみんな不老不死だ。その過程とは、世界の基盤となっている概念へ自分を組み込むこと。「循環」とか「力」とか「水」みたいな概念と自分を同化させることで、世界からその概念が消失しない限りは不老不死となる。「円環」と同一化した魔女は「円環の魔女」と呼ばれる。

世界にそうあるものとして保存されればいいので、不老不死になるだけならどんな概念でもいいことになる。しかし、「火」の概念と同一化した魔女は火に関連するあらゆる魔法を使えることになり、揺らめいて消えることから「消失」の概念や「エネルギー」「生命」「光」「怒りの感情」など派生概念の全てを扱えることとなる。

逆に「テッシュペーパー」の概念と同一化した魔女は「テッシュペーパー」の魔法しか使えない上に、「紙」はテッシュペーパーの上位概念であるがゆえに、「紙の魔法」は使えないのだ。使う派生概念は全て下層になければならない。

このことからより上位に存在する概念が人気になるわけだが、一回誰かに占有された概念には同一化できない(ここらへん型月の魔法みたいだな)。よって原初に近い魔女ほど根本的な概念の魔女であり、より強大ということになる。「火の魔女」は弟子に「熱の魔女」を持つ、みたいな感じで下層の魔女がそのまま門下生になっているかもしれない。

脳内にあった設定書きなぐっただけだからあんまり纏まってないが、2000字も書いたので今日はここまでにしようかな。


聴いてる


ボカコレ楽しい~
乗せられてついDTMとかやってみたくなるから、お祭りっていい。

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