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HR Topics

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HR関連の気になるnoteをpick upしてます。キーワードは→のような感じです。#EmployeeExperience #TalentManagement #Diversit …
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#PeopleAnalytics

人事領域に「KPI設計」が必要な理由

こんにちは、WorkTech研究所の友部です。 前回は「ハイパフォーマー分析をどこから始めるか」について書かせていただきました。パフォーマンスについての定義が決まれば、それをベースにKGIやKPIを設計できるので分析にとってHappyだよね、というお話でした。 人事に限らず事業やサービスにおいて、分析やデータ活用において切り離せないのがKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)です。私のような分析屋の最大の仕事はKPIのデザインである、と

ピープルアナリティクスを学びたい人事の皆さんにおススメです

以前、以下のnoteで書いたAcademy to Innovate HR(略称AIHR)が認定している「People Analytics」のcertificationを取得することが出来ました。このAIHRは、2016年に設立されたオランダのアカデミーで、HRプロフェッショナルとして必要なスキルをオンラインで学べる学習プラットフォームです。 https://www.aihr.com/ People AnalyticsやDigital HR、OD等11のcertificat

人事課題において従業員の「期待」をどう捉えるか

こんにちは。WorkTech研究所の友部です。 先日のnote「データ活用を阻む3つ壁」において、データ活用は「課題解決」という目的における手段だ、というお話をさせていただきました。今回は一歩踏み込んだ話をしたいと思います。 事業やサービスの分析でも、人事の分析でも、課題解決として「不満をなくす(あるいは満足度高める)」ことを目的にすることがあります。事業やサービスであれば利用頂いているお客様の不満をなくすため、分析して課題をクリアするための事業やサービスの改善を行います。

人事は「人的資本の情報開示」をどう捉えるべきか

こんにちは。WorkTech研究所の友部です。 前回は退職分析についてお話をしましたが、たくさんの方から反響いただきました。 このnoteを始めてから1ヶ月ほどになりますが、取り上げて欲しいテーマとしてお伺いする機会が増えたのが「人的資本の情報開示」というものです。 海外では、ISOが人的資本マネジメントに関して指標を整理したガイドライン(ISO30414)が制定されたり、アメリカではSEC(米国証券取引委員会)が人的資本に関する情報開示を義務化されたりなど、「人的資本の

人事データ組織立ち上げのために取り組んできたこととこれから

今年は縁あっていくつかの外部イベントでお話させていただいたのですが、その際もっとも多くいただいた質問のひとつが「人事データ組織の立ち上げ」についてでした。質問の多さはこの領域における情報がまだ少ないためかなと思い、一つの事例として私たちの組織での取り組みを振り返ってみたいと思います。 直近でどのような取り組みをしているか、については以下のスライドを見ていただけると分かりやすいかと思います。 [1] メルカリにおける人事データ活用の現在地点 HR Millennial Lo

組織の迅速な意思決定のためのピープルアナリティクスと今後の展望~Daniel West & Davide Green対談~ -前編

こんにちは。パナリットジャパン編集部の沼田です。私は国際基督教大学教養学部の三年生で、パナリットジャパンにてデジタルマーケティングインターンをしております。日本支社のサイトや記事といったマーケティング活動に従事しております。今回はある対談についてまとめさせていただきました。 組織が素早く意思決定を行い、実行に移せるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?その答えのひとつが「ピープルアナリティクス」です。ピープルアナリティクスは「正しい意思決定のための処方箋」です。 このノ

マッキンゼーの人事部長が語る、デジタル時代のHRと同社の取り組み

こんにちは。パナリット・ジャパン編集部の山口です。僕は現在京都大学の修士 1 回生で、パナリットでデジタルマーケティングのインターンをしています。もともと学部生時代にアメフト部にいた頃から組織のあり方やマネジメントに興味があり、その流れでパナリットでインターンをしてみたいと思うようになりました。現在はシンガポール本社のマーケチームにも意見をもらいながら、日本支社のマーケ活動やピープルアナリティクスに関する市場調査を進めています。 調査のなかで、Digital HR leade