大人の妄想社会見学「わが町松戸の魅力を語れ!」
わが町の魅力を語りましょう。皆さんも自分の住むまちの魅力を深堀してみませんか?
40代だって、たんけんしてもいいじゃないか
私は、世間的にはもういい年をしているのに、結構いろいろなものに影響を受けやすい。
台詞調で、自分の主張からはじまるこの記事について説明しよう。
なんだか、まちの作文コンクールで金賞を受賞した小学3年生の作文のような書き出しで、書きはじめてみた。
そして、そのおよそ30数年後のおじさんの声で、この記事とマガジンの主旨が説明される。
NA「この記事は、あるまちの魅力に戦いを挑んだ、熱血漢でもなんでもない、ふつうのおじさんが大人の社会見学をおすすめする記録である…」
NA「全く無名のおじさんが、荒廃した現代社会の中から、健全な精神を培いわずか数年で、50代に突入しても元気でいられるという、ありふれた奇跡の中でその原動力となった信頼と愛を余すところなくコラム化したものである」
この部分から、すでに往年のTVドラマ「スクール☆ウォーズ」に影響されている。
TBS土曜21時台の大映ドラマの主題歌「ヒーロー」を知っている人は口ずさんで欲しい。
前置きが長いと思った人はここから読んでください
ということで、私の住む(noteの名前にもある)千葉県にある松戸市というまちの魅力を紹介したいと思います。
自分の住む県や自分の住む町について、大人の社会見学的な視点からコラムを書いてみたらどうなるだろうかという思い付きが、執筆のきっかけです。
初回の今回は、独断と偏見による松戸市の魅力2選!をお届けします。
人気が無くて、初回限りで打ち切りにならないことを願って、勇気を出して書き進めていきます!
松戸市の魅力2選をあげなさい
はい。魅力がありすぎて語りつくせませんが、泣く泣く松戸のおすすめポイントを2つに絞って紹介します。
結論、こちらです。
・日本一ゆるい?ゆるキャラ「松戸さん」がいて恥ずかしいけど、いい奴らしい
・寅さんや演歌でも有名な矢切の渡しがあるけれど、乗ったことが無い
どうでしょうか、すごく魅力的だと思いませんか?あまり得にはならないかもしれませんが、少し呆れずにお付き合いいただけると幸いです。
松戸さんの口癖は「ありがとまつどぉ〜」「がんばりまつどぉ〜」
松戸さんは、市民からの公募によって、松戸市の新しいゆるキャラとして、2013年に誕生したそうです。
その姿はコチラです。
一見、奇抜なキャラに見えますが慣れると不思議に親しみを感じてしまうゆるキャラなんですよ。(と思いたい)
しかし、調べてみるとその魅力がじわじわ伝わってきます。
「松戸さん」についての9つの事
・松戸中央ライオンズクラブが松戸市制施行70周年を記念して募集した
・最優秀作品の市内在住の吉池沙羅さん(19)がデザインした
・全国から617点の応募があった
・市のイベントやボランティア活動を通じて市を応援する目的
・公募した松戸中央LCによると、同キャラは市の非公認キャラ
・2014年の着ぐるみデビューで「がんばりまつどぉ~」と決めポーズ
・漢字の「木」の形に刈り込んだ髪の毛は少なくて風になびいている
・顔全体で松戸をPRしながら、かばんと名刺を手にスーツ姿で走り回る
・設定は49歳のおじさんだ
と、ここまで調べて驚愕の49歳だということが判明。髪の毛の度合いとスーツ姿は、その確かなキャラ設定に由来していたのだったのだ。
スーツ、かばんといったキーアイテムは公募時のイラストにも記載されており、名刺を持って当時の市長表敬に赴いたという記録も残っている。やはり、「松戸さん」はわが町の星であり、働く我々社会人のスターなのである。
2007年に「ひこにゃん」、10年に「くまモン」が登場して大きな盛り上がりを見せた当時のご当地「ゆるキャラ」ブーム。そこから、3年後に奇跡的に生み出されたゆるキャラ・着ぐるみと言っていいだろう。
彼の活動の様子の一端を垣間見てみよう。
どうだろうか。ボランティア精神にあふれているではないだろうか。
どうだろうか。かわいいゆるキャラと並んでもまったくひけをとらない存在感ではないだろうか。
「松戸さん」あなたがいることで、松戸市の魅力のPRになっていると私は信じます。
「ありがとまつどぉ〜」「がんばりまつどぉ〜」というあなたの口癖にはげまされ、明日も元気に暮らせそうです。
子供の頃、矢切の【ワタシ】をわたしはよくしらなかった
続いて、もう一つの魅力は、矢切の渡しです。
松戸市観光協会によると
そして、男はつらいよの寅さん第一作目から、矢切の渡しは映画の中に登場します。寅さんが旅から、「生まれも育ちも~」の葛飾柴又に帰京する際のルートの一つです。
第33作では、寅さん自身もヒット曲『矢切の渡し』を口ずさむほどお気に入りの渡し船として描かれています。
寅さんの第一作の封切りが、昭和44年8月27日だということなので、細川たかしさんの「矢切の渡し」のヒットが、昭和59年(1984年)ということを考えると、寅さんでの登場の方が先のようです。
第33作の封切が、昭和59年8月4日の1984年なので、このあたりの時代性を敏感に取り入れた松竹の娯楽映画主義と、山田洋二監督の命采配が光ります。
蛇足ですが、昭和44年の第一作の入場料は450円。第33作は1500円と、映画を見ると当時の時代背景が知れるのも面白いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。微力ながら松戸の魅力が伝わっていたら嬉しいです。
最後にこの記事について、イラストつきの図解でまとめたいのですが、私には傘もなければ、ペンもありません。
もしもピアノが弾けて、絵が描けたら、思いの全てを伝えられるのですが、少しずつ時間が出来たらわがまちへの思いを書いていこうかな、と今は思っています。
そういえば、チョーさんの由来って、演じている長島さんが「長嶋」だから、巨人軍のミスターにちなんで、チョーになったんじゃないかという、あだ名説を考察したところでおしまいです。
おまけ記事
本文に入れ込めなかった面白ネタです。
ジャッキーチェンの映画のエンドロールのNG集のような感覚でお楽しみください。
※1「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」
1984年5月21日にリリースされた北川剛のシングル。のちに葛城ユキと麻倉未稀が競作として立て続けに発表され、葛城版は1984年7月5日に、麻倉版は1984年11月5日にシングルとしてリリースされた。
いずれも、1984年に公開された映画『フットルース』の挿入歌ボニー・タイラーの「ホールディング・アウト・フォー・ア・ヒーロー」の日本語カヴァー。タイラーの原曲シングルは、アイルランドで1位、英国で2位など、国によってはヒットしているが、全米ビルボードシングルチャートでは最高34位にとどまり、米国ではさほどヒットはしなかった。
⇒1984年の『ヒーロー』で爆発的な人気を得た麻倉未稀氏。がん検診率向上のためNPOを立ち上げたそうです。
(愛は奇跡を信じる力よ)
【くわしくはこちら】ピンクリボンふじさわ/NPO法人あいおぷらす オフィシャルウェブサイト
※2「たんけんぼくのまち」
1984年4月9日から1992年3月2日までNHK教育テレビジョンで放送されていた教育番組。小学校3年生向けの社会科番組で全160回放送された。
俳優の長島雄一扮する若者「チョーさん」が、舞台となった都市の商店で下宿生活を送りながら、さまざまな地域社会の仕組みや特色を学んでいく姿を描く教育番組。
日本一の店長を目指すチョーさんが店の配達員として愛用の実用自転車「チョーさん号」で仕事をこなす傍ら地域社会を見聞し、その結果を「たんけん地図」と呼ぶ手書きの大判イラストにまとめる、という筋書きになっている。もともとは地図は学習色の強い回でのみ作っていたが、数年たってから毎回出すようになった。毎回、一本を撮影するためには、約4泊5日の地方ロケをしていたという。
⇒チョーさんの「きのうチョーあした」という素敵なブログを発見しました。おすすめデス。
(チョーさんの事務所が俳協=東京俳優生活組合だとは知らなかた)
【くわしくはこちら】チョーオフィシャルブログ「きのう チョー あした」
※3「松戸さんが最優秀作品・・・。優秀賞の作品は・・・。」
⇒「onigiriまとめ」さんの記事がとてもおもしろかったです。
(おしくも、公募で松戸さんに敗れた最強のライバルたちです)
【くわしくはこちら】日本一ゆるい?千葉県松阻止のゆるキャラ「松戸さん」
※4「やさしティ、まつど。」のまつどハートとは
松戸市は、日経DUALが調査した「共働き子育てしやすい街ランキング 2017」で全国編1位に選ばれて、市が子育て世代へ伝えたい特徴を「子育てにやさしい」「通勤にやさしい」「暮らしにやさしい」の「3つのやさしさ」として、松戸市の「松」の紋章と「3つのやさしさ(3つのハート)」を組み合わせた「まつどハート」を新たなモチーフとしてPRをしています。
⇒松戸市子育て情報サイト まつどDE子育て
(知らなかったので、お知らせしたいです)
【くわしくはこちら】『やさシティ、まつど。』の「まつどハート」とは
その他、自社HPのコラム記事の紹介です。
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