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プレゼントを贈ってない。

66日ライラン中です。5/19まで更新予定。
個人的な家庭環境の件なので、
”こういう考えなんだ”程度でお願いします

つい先日、恐ろしい事実に気が付いた。
それも、主人本人がである。

「プレゼントもらったこと、あったっけ?」


え、本当に?
まさか、まさかである。

私は主人にプレゼントを贈った記憶がない。
ここ数年、父の日も誕生日も結婚記念日も。

数年に限らず、そもそもなにか、贈ったことあったっけ。

たぶん、付き合っていた時とか、数回は贈ってるだろうけど覚えてない。

だめだ、私
そういう細かい事(っていうな!)覚えてない。

いつの間にか自身の誕生日も、
そもそも結婚記念日も完全スルーして、
いつの間にか過ぎている。

マイペース極まれり。
これ記念日が大好きな人は怒るタイプの人間だ。

どっちかというと、主人の方が覚えてる。
過ぎてから1か月後に結婚記念日だったよ、といわれた時もあった。

なにせ私に誕生日プレゼントを渡してくれるからね……
自分はもらうのに、夫には返さないのかよって自分ツッコミしました。

プレゼント、渡してないの……どうしてだっけ。


それもそうだ、主人は
「好きなものを自分で買いたい、サプライズ嫌い。選ばせてほしい」
というからだ。

つまり、私が勝手に買ってきたプレゼントなんて要らないワケだ。
必然的に買わなくなる。

「なるほど、理解した。私は回りくどいことは嫌いだから、欲しかったら、勝手に買ってきて」
という結論に達した。
そして、本当に買わない。

よくも悪くも、あっさりとした性格である。
NOといわれれば、そうですか、と即諦める。

私もサプライズは嫌いだ。
だから、ぶっちゃけ私のプレゼントも同じく別になくていい。
プレゼントは自分で買えばいい。
ケーキも自分で買えばいい。
好きな日に祝えばいい。
そう考えてしまう。
誕生日がたとえ忘れられてても、別に気にしない。
そういう性格だった、昔から。

なぜなのか?

そうだった、自身の記念日を祝わない人間だった。

そもそも実家は祝い事をしなかった。
幼少期、小学生、中学生の誕生日。
祝ってもらったこと、あったっけ?
ケーキ食べたこと、あったっけ?

ああ、小学生のころ、自分で自分用のケーキを作った記憶はある。
でも、それは自分だ。
祝ってもらった記憶がない。

私の実家は、そんな実家だった。

中学生くらいになって、その事実に気が付いたというか……

そもそも母は誕生日を忘れていた。
父親はさして祝い事に興味がない。

そういう、性格と家庭環境だったのだ。
そう考えると、特殊な環境なのかもしれない。
いつかnoteでこの辺りを語ることもーーあるかもしれないけれども。

「祝っても祝わなくてどっちでもいいかな」になった。

祝ったら祝ったで楽しいから、
クリスマスにケーキを食べたりはする。
けれど、それも12/23だったり、12/26だったりする。
多少ズレてても、かまわない。
1か月程度なら、ズレてても誤差だと思う。

生まれた性質か、
環境か、はたまた性格か
それはわからない。

でも意識していれば、忘れない。
意識しないと、忘れてしまう。

子供に遺伝?させてはマズいかも、と
子供の誕生日だけは一応祝っている。

でも改めて思う。

やっぱり思い出した時に、
誕生日プレゼントも自分で買って
思い出した時に、
自分で祝えばいいんじゃないかなと。

それを寛容に受け止めてくれる主人には、感謝しかない。
きっと、私は今後もーー

私へのプレゼントも、
あなたへのプレゼントをも
忘れ続けるのだから。

●山根あきらさんの、短編小説記事で思い出し、書き出しました。
ああ、そうか。うちは男女逆だったかな。


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