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my bible①

自分の人生を変えた1冊。

 それは今後の僕の人生にとっての指針となるような本です。

バイブルの中でもそんな言葉を抜き出し紹介していきます。

まず今回最初に紹介するのは

『99.9%は仮説』 著者 竹内薫

これは僕が中学3年生の時に出会った本でした。
父親から「これ読んでみな」と渡されて、それまで別に本を読むような中学生ではなかったのですが、こと時は不思議と素直に本を読んでいました。

僕の中学校では朝に読書の時間があってそれぞれ用意した本を読む。ただそれだけでしたが、僕はその時サッカーの戦術の本ばかり読んでいました。
その時はたまたま読む本を切らしているところに父親が貸してくれた本がその後の人生観を変える1冊になったのです。

まず始めに1ページ目から興味をそそられるページになっているのです。
(これは実際に本を購入して確認してみてください)
そして、これは科学のことが書いてある本ですが、それ以上に学びのある本になります。

科学に関する様々な事例が書かれていることに加え、哲学的なところでも
「世間でいう『正しいこと』には絶対的な根拠がひとつもない」
つまり、時代が違ければ「正しい」ことも変わってきた。

「世の中はすべて仮説でできている」

この本の中で重要なのが「疑う」ということです。今まで当たり前のように染みついてきた「常識」というものに疑う余地もなく受け入れてきたことで「疑問に思う能力」が衰えているということ。
今まで「常識」と思われていたことが、ひっくり返ることは常にあります。
果たしてそれは「常識」なのか。あなたの勝手な思い込み、先入観や固定観念。それらをすべて取っ払ってくれる。
目の前のものをただ受け入れるのではなく、一度疑ってみる。これだけでも頭が柔軟になり、物の見方が変わり、あなたの目に映る世界がクリアに見えることでしょう。

僕が大学入試や就職の面接など、色んな場所で
「あなたはどんな人ですか?」と問われれば
必ず「常識にとらわれない」といつの間にか口にしていました。

読み物として仮説ひとつひとつが雑学的な知識を取り入れることもでき、今後あなたの人生の指針として読むもよし、学生時代「科学はちょっと・・・」と思っていたあなたにも読みやすい1冊になっています。

そして、この本の秀逸なところは最初の導入部分や内容だけでなく、タイトルにもしっかりと意味が込めてあるということ。
最後まで読んだ方にわかる。そんな構成になっているということ。
(僕もこんな本を書いてみたいです)

最後に著者の竹内薫先生ですが、以前NHKのサイエンスZEROなどテレビでも活躍されいるサイエンス作家の方ですが、そのサイエンスZEROを卒業される際にTwitterで

とコメントに返信を頂き、感動したのを覚えています。
この1冊だけでも僕はこんな本を書ける竹内先生を尊敬していますが、他にもいっぱい面白い本がたくさんあるのがスゴいんです!

左から 面白くて眠れなくなる素粒子 素数はなぜ人を惹きつけるのか 怖くて眠れなくなる科学 1年は、なぜ速くなるのか

ぜひ限りある人生の中で1度は読んで頂き、今後あなたの人生が少しでも豊かになりますように。


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