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2021年の自己テーマは「ウェルビーイング」

遅ればせながらあけましておめでとうございます。2021年もよろしくお願いいたします。

年が明けてからの1週間は、この1年について考える時間になりました。去年を内省し、新しい1年をどう過ごしていこうか。これからは月単位でそういう時間を設けてもいいかもしれません。

今年から、1年のテーマを決めることにしました。1年という時間を濃密に気兼ねなく暮らすために、目標を作ろうと思います。昨年はテーマこそなかったものの、「挑戦」の1年だったと思います。世界一周で培った「迷ったら、やる」精神でトライ&エラーを繰り返しました。そのおかげで環境やコミュニティはがらっと変わり、出会う人の数や幅も増え、充実した毎日だったと思います。


ウェルビーイングとは

「ウェルビーイング」(well-being)とは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、「幸福」と翻訳されることも多い言葉です。

2021年はどんな自分でありたいのだろう?そう考えた結果、「自己肯定感」という言葉が頭に浮かびました。ウェルビーイングと掛け合わせるなら、心身と社会的に健康で、自分が自分であるということに満足し、価値ある存在として受け入れられるということ。


自己肯定感に怯えた日々

昨年は組織のリーダーというポジションをありがたいことにいただき、理想を追い求めた日々でした。理想のリーダー像を目指し、周囲からの様々な考え方を取り入れ、次へ次へと自分をアップデートしていく。しかしそれが過度になりすぎた結果、パンクし、何かがぷつっと切れたように無情になりました。「どうなりたい」を求めすぎてしまったんですね。


「どうなりたい」より「どうありたい」か

今年は『Well-Doing』より『Well-Being』にフォーカスを当てようと思います。よりよく行動しようとするより、まずはそのままであることを認めること。どうやら先人によれば、自分の夢や目標を達成したら、幸せに(ウェルビーイングに)なるわけではないらしい。達成までの過程の方がウェルビーイングだということ。

確かに世界一周を達成した時は、それほどの満足感はありませんでした。それよりも世界一周中に出会った人や出来事、胸があたたかくなるような体験、それらに心踊った毎日だった気がします。

なので、なるべく無理せず、しかし挑戦を続け、自分を好きでいること。楽しさの自給率を上げること。自己肯定感が高まれば人生はうまくいく。


おわりに

これから風の時代がやってきます。コロナ禍で時代が大きく変わり、土から風へ。激動の2020年が終わり、その先に待つものとは。

「風の時代」は、「風」が目に見えないように、情報や知識など形のないもの、伝達や教育などが重視され、人々は何より「知る」ことを求めていくことになると言われています。

つまり2021年は、「持つ」から「知る」へ、世の中の価値観が大きく変わる、時代の曲がり角らしいのです。そういう意味で、「ウェルビーイング」という言葉は、これからの時代に適しているのではないかと思います。執着をやめて、あるがままを受け入れること。自分を知ること。変わりゆく時代でどうありたいかに素直になること。

2021年という新たな時代の幕開けがどんな1年になるのか、ワクワクしますね。

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