【人類にとっての陰口の必要性】ホモサピエンスの生存戦略から考える
こんにちは。まっすーです。
しばらく更新できてませんでした。
最近、有名人の方の訃報が多いですね。
色々な要因があるので、一概には言えませんが、インターネット上での悪口を見て、うつ病になり、自死される方も多くいらっしゃると思います。
特に有名人になると、時にはその数は膨大なものになるものです。
つい最近、僕自身も少ない件数ではありますが、色々と言われ、多少傷つきました。
今日は、陰口は人類にとって必要なのかどうか考えていきたいと思います。
人類生存戦略から、そもそもなぜ陰口を言うのか?
僕たちはホモサピエンスという人類ですが、僕たちが生き残れたのは陰口を叩くからという説があります。
私たちはホモサピエンスという人類ですが、生き残れたのは陰口を叩くことによる生存戦略が関与しているという説があります。
具体的には、同じ人類であるネアンデルタール人は私たちよりも体力や脳の容量が優れていたと言われています。
しかし、最終的に生き残ったのは私たちホモサピエンスです。
それは、「個」ではネアンデルタール人に敵わなかったが、僕たちホモサピエンスは見知らぬ人とも団結できる社会的能力を持っていたからだとも言われます。
わかりやすくは、一つは宗教ですね。
例えばキリスト教信者の人は見知らぬ人同士でも同じような価値観を共有しあっていると言えます。
更に会社もそれぞれに理念があり、きちんと回っている会社はその理念の共有がメンバー内でうまくできている場合が多いです。
陰口は社会的防御本能
そして、見知らぬ人と協業する上で、大切なことが、
「この人は信用できるのか?」
ということをお互いにあまり知らない状態である程度判断することです。
それを信用するために、僕たちは周りの人たちの評価を事前に聞いたりしますね。
例えば会社同士の新規取引が始まる時に、その会社の評判はどうか、代表はどういう人なのか、ある程度調べると思います。
そして、そういった社会だからこそ、もし仮に何か不満があれば、陰口を周りに漏らすのです。
それは、その人の社会的防御本能からくる行為だと思います。
仮に悪い人がいたとして、その人の評判が元々悪ければ、皆さんも無防備で近づくことはしないと思います。
そうやって、陰口を叩くことで社会的なバリアを張り続けているのです。
だから僕は陰口をある程度叩くことは仕方ないことだと思います。
だって、それによって人類が生き延びている可能性もあるのですから。
陰口の叩きすぎに要注意
しかしながら、行き過ぎはいけません。
なにしろ陰口を聞いている方はあまり心地が良いものではありません。
そして、気をつけなければいけないのは、陰口を叩きすぎると逆にその人の評価も悪くなるということです。
「あいついつも陰口ばっか言って、最低だな」
こんな具合です。
ですから、何事も適度に、聞き役のことも考えながら、でも溜め込みすぎずに陰口を少々漏らすことはあっても良いのではないかと思います。
ネット上での陰口はやめよう
ただ、近年snsやインターネットの発達で、そう言った陰口、悪口をみんなが見える場で漏らす人たちが大変増えています。
ツイッターなどで炎上しているところをしょっちゅう見ます。
これはもう陰口ではありません。
だってオープンな場で発言すれば、張本人も見ることができるのですから。
これは、すごく攻撃的なことで、あなたのちょっとした陰口攻撃が誰かの精神を非常に蝕み、そして、知らぬ間に死に至らしめることもあるのです。
だから、陰口は多少は良いが、ネット上では書き込むのはやめましょう。
人が傷つけ合うのは良くないです。
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