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新サービス日本酒特化型『SAKEクラファン』をローンチした理由

こんにちは、ハンズオンまっすーです。
2023年5月22日に新サービス日本酒特化型『SAKEクラファン』をローンチしましたので、お知らせです♪


SAKEクラファンとは

その名の通り、日本酒に特化したクラファンサービスです。

本サービスは今までのクラファンサービスと異なり、『日本酒タンクオーナーになる』ことをコンセプトにしたサービスです。

重要なので、もう一度言います!
あなたが日本酒タンクの一人のオーナーになれます!!

支援者は応援購入と同時に製造タンクの共同出資者になります。

そして、出資者同士で一つのチームを作り、チームで使用するお米、酵母、精米歩合、デザイン、販売価格などを決めて、まさしく『俺達のSAKE』を造るのです。

そして、この仕組みの前代未聞な点はもう一つ。
実際にチーム内でどうやって魅力を伝えるのか考え、発信し、ふるさと納税やオンライン販売サイトにて実際にお客様へ販売します。

各オーナーは出資比率に応じて持酒株(もちざけかぶ)を所有します。

最終的には①各オーナーの販売数量 ②持酒株比率に応じて売上が分配されるミニ株式会社のような仕組みです。

つまるところ、これは仮想酒蔵経営体験であり、今まで以上に日本酒文化やつくり手にしっかりと関わることができます。

出資するメリット一覧

第一回【出資者みんながワンチーム】チーム飛鸞(ひらん)が育てる『俺達の飛鸞』プロジェクト

現在、初回プロジェクトとして、長崎県平戸市森酒造場を舞台とした『俺達の飛鸞』プロジェクトの募集を行なっています。

あらゆる飲食店や酒屋さんから大人気のあの『飛鸞』の新しいお酒を僕達の手で企画し、造り、販売までできるというプログラムです。

日本最大級の日本酒インフルエンサーコミュニティ『愛酒クリーム』と共同企画

今回は『愛酒クリーム』と共同企画しております!
『愛酒クリーム』とは「日本酒0杯層を1に」をビジョンに掲げる日本酒インフルエンサーもりりんさんを筆頭にした日本酒コミュニティです。

代表のもりりんさんと繋がったのも森酒造場さんのご紹介からであったので、初回のプロジェクトとして共同企画することになりました。

■愛酒クリームのWEBページ

https://lit.link/en/moririn130

■代表のもりりんさんのインスタグラム

https://www.instagram.com/moririn130/


脅威の目標達成率800%超え

5月22日に公開して、な、な、なんと初日で当初の目標の300,000円をあっという間に達成。
というか初日で100万を有に超えてました(ビビった)

6月1日現在で、なんと出資者98名、出資金2,452,000円、達成率817%を記録しています。
ありがたいことです。
ちなみに、募集は6月4日(日)までですので、ぜひ!

サービスを開始した背景

なぜこのサービスを開始したのかを説明します。

1ヶ月に約3者が廃業に追い込まれている

コロナ以前より、日本酒市場の国内消費は年々減少しており、それに伴い、日本全国で1ヶ月に約3者もの酒蔵が廃業に追い込まれています。

私たち一般消費者が知らない間に、地元の日本酒は無くなっているのです。

その背景としては日本酒業界のさまざまな問題がありますが、ここでは下記を挙げます。

①日本酒のイメージが悪い

僕も日本酒業界に携わるまでは、日本酒に対するイメージはあまり良くなかったです。
なぜなら、飲み会の席でよく一気飲みのツールとして提供されて、今考えるとめちゃくちゃまずいお酒を飲まされて、死ぬほど吐いた経験があるからです。

また日本酒は敷居が高いイメージがあるとみなさん言います。
これがご神酒として掲げられてきたからなのかはわかりませんが、何人たりとも酒蔵の中には入ってはいけないイメージが先行しています。

それゆえ、触れ合うきっかけがなく親しみがないです。

また昔はよくコンビニでワンカップを飲んだくれた爺ちゃんを見かけていましたし、なとなく親父くさい感じがします。

②価格を上げられない薄利の日本酒

需要減少と過度な価格競争により、日本酒の価格は下げ止まりしており、酒蔵にとっては薄利の状態が続いています。

同じ醸造酒であるワインと比べた時に、ワインはピンキリではあるものの、すごく高級なワインは一本数万-数十万円することはザラです。
日本酒の場合は、一部を除いて、720mlで1,000-2,000円程度がほとんどで、高いものでも10,000円程度になっています。

持続的な酒蔵の経営を考えると、価格をあげる努力が必要不可欠です。

そのためにはまず消費者に日本酒の価値をしっかりと理解してもらう必要があります。

なぜこれが日本酒業界の課題解決に繋がるのか?

このSAKEクラファンは下記2つの課題を解決することにつながります。

①日本酒のイメージの悪さを実際に体験することで払拭

・酒蔵さんと直に関わることで、酒蔵さんのお酒造りに対する情熱や実際に日本酒造りの技術の尊さを知り、つくり手や日本酒に対する尊敬の念が芽生えます。

また現在の日本酒は科学され、各酒蔵が良質なお酒造りを求めて懸命に努力されているお陰で、最高に美味しいお酒が揃っています。

イメージを払拭し、一度口にしてもらうだけで、「日本酒ってこんなに美味しいんだ」と気づく人は増えると考えます。

事実、弊社の体験サービスを利用された8割の人たちが「日本酒に対するイメージが変わった。これからは大切に飲みます。」といった声を上げられています。

②安すぎる薄利の日本酒をオーナー権販売、仮想酒蔵経営体験で解決

このサービスの新しいポイントは日本酒タンクのオーナー権を販売するということにあります。

本プロジェクトによる酒蔵さんのキャッシュポイントは二点です。

①タンクオーナー権販売による事前収入

②お酒販売による収入


この仕組みにより、すべての商品が販売された場合、酒蔵の利益率は30%以上向上します。

その理由は、「オーナー権」という無形資産を参加者に事前に提供し、売上げに寄与していただくからです。

この点が他のクラファンサービスとは全く持って性質が異なります。


今まで僕らがやってきたこと

僕は3年前まで日本酒のことなんて全然知りもしませんでした。
それがコロナになって、ある佐賀の酒蔵に出向いた時に、酒蔵さんが陥っている状況を知りました。

当時の僕は主軸だったインバウンドプロモーション事業が総倒れして、今後どうやって生きていくのか必死に考えていた時期でした。

そんな時に佐賀の酒蔵さんと出会い、コロナのせいで同じような境遇であったため、すごく感情移入しましたし、なんかシンクロした気になったんですよね。

そして、直感的に
「僕が生きる道はここだ!!」
「絶対に何かできるはずだ!!」

と思いました。

オンライン酒蔵留学

そして、まずつくりてと飲み手を直接繋ぐ「オンライン酒蔵留学」というサービスを始めました。


リアル酒蔵留学


そして、次に実装したのが、リアル酒蔵留学。

これは実際に酒蔵に修行に行って、1日蔵人として、本気のお酒造りを行うというもの。
そして、実際に自身がつくりに携わった搾りたてのお酒がおうちに届くという、今まで蔵人さんしか味わえなかった日本酒体験ができるサービスです。

これに参加された方は、ものすごく感動されて、日本酒のファンになられます!!

そうして、満を辞してローンチしたのが、日本酒特化型SAKEクラファンです!

ちなみに日本酒関係であれば誰でもプロジェクトを立てられるので、興味がある方はぜひ連絡ください!

サービス名に関する裏話

ちなみに裏話として、ローンチの1週間前ぐらいには『推し蔵ファン』にしようとしてましたw
理由は僕らは”推し蔵文化”を醸成したいからです。

しかし、最後の最後になって、それだとぱっと見日本酒のサービスなのかどうかわからないということで、ローンチ一週間前に『SAKEクラファン』に急遽変更しましたw

ハンズオンローカルSAKEという名前にしたわけ

ちなみにのちなみにで、僕らは「ハンズオンローカルSAKE」という名前で日本酒のサービスを行なっています。

ハンズオン(Hands-on)は「手で触れる、実地体験する」という意味の英語。
ですので、「ハンズオンローカルSAKE」は、「地酒を体験しよう」といった意味ですが、体験は学びの側面ですごく意味があります。

体験による学びの効果はただ聞くだけの15倍

アメリカ国立訓練研究所の研究による「ラーニングピラミッド」によると、ただ講義を聞くだけでは学習定着率は5%ですが、自ら体験すると75%にも飛躍的に上がることがわかっています!

その差なんと15倍!!

本当の意味で、日本酒のことを好きになり、ファンを作るためには、体験という要素が日本酒業界に必要不可欠であると思ったのです!!

だからこそ、僕らは日本酒文化を体験してもらう階段をステップバイステップで作っていっています。

佐賀の酒蔵さんと出会い、そこで「これが俺の生きる道!」と心に決めて、走り出して、2年半。

ようやくあの時実装したいと思ったことが、形を帯びてきています。

まだまだ始まったばかり。
気を引き締めて、引き続き頑張ります!!


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