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「伊那谷の魅力を伝え、活動をつなげたい」 (長野県伊那谷環境保全活動)

2022年9月3日から5日の3日間にかけて、長野県飯田市にていなだに竹Linksの方々とともに竹林整備活動を行いました。

今回、初めて夏プロとしての伊那谷隊の活動をすることができました。ここ数年はコロナの影響でなかなかプロジェクトとしての活動ができていませんでしたが、ようやく実現することができました。
私自身は、今回が現地での活動が初めてでした。昨年度の春プロで行く予定でしたが、コロナの影響で活動が中止となったためこの夏リベンジすることができて本当にうれしかったです。

初日、朝5時前に東京を出発し、8時半ごろ飯田市に到着しました。今回の現場は、長野県飯田風越高等学校の通学路となっている竹林です。ここは今年6月に女子高校生がサルに足を噛みつかれたという危険な現場で、早急な整備が必要とされている場所でした。
現場に到着して竹Linksの方々にご挨拶をし、その流れで今回のCPである曽根原さんに竹林整備の仕方や、鉈の使い方、竹林での歩き方といった基本的なことを教えていただきました。曽根原さんをはじめ、竹Linksの皆さんは、私たちを明るく迎え入れてくださり、本当は若い学生である私たちが元気をもたらすべきなのに、逆にたくさんのパワーを頂いてしまいました。
午後からは市役所の方ととも「チッパー」という粉砕機を用いて竹を粉砕しました。想像以上に力がいり、大変でした。しかしあっという間に山積みになっていた竹をすべて粉砕しすることができ、達成感を感じることができました。

2日目は、初日の反省点を生かし、それぞれがお互いに声を掛け合い、体調管理に気を付けながら竹林整備を進めました。
本活動のカウンターパートで、飯田市役所職員でIVUSAOBでもある小原和也さんに指導をしていただきながら、竹一本を手のこで切らせてもらいました。切りきった時に爽快感を感じ、病みつきになってしまいました。活動後には、暗くて竹がうっそうとしていた竹林から日の光が差し込むほどきれいに整備された竹林にすることができ、みんなで活動した成果が目に見えてとても嬉しかったです。
また、午後からは竹のお皿づくりを行いました。竹Linksの方々も一緒に作ってくださり、竹の切り口を鉈で滑らかにする方法を優しく教えていただきました。まるでお父さんのように助けてもらい、改めて伊那谷の人の温かさを感じることができました。私は2日間を通して、たくさん竹Linksの方々から竹の面白さや伊那谷の魅力を教えてもらい、笑顔で活動できたことがとても楽しく、伊那谷に訪れる前より100倍も好きになりました。

最終日は飯田市内の小学校で、竹Linksのルーシーさんがメンマのラベルづくり講座にお邪魔し、小学校6年生と一緒にラベルづくりについて学びました。何をコンセプトにラベルを作るか考える大切さを発見でき大学生である私たちにとっても非常に面白く為になる授業でした。小学生の前向きに授業を聞く姿勢と、メンマをたくさん売りたいという熱い思いが見え、私たちも負けられないなと感じました。
IVUSAの伊那谷隊は環境保護という分野で活動をしていますが、それにとどまらず竹Linksの方々との関係を深めるとともに、伊那谷を自分たちがもっともっと好きになり、魅力伝えていきたいと思いました。私個人としては、これからも活動に定期的に参加して、竹Linksの方、伊那谷とのつながりをより深いも野にしていきたいです。

これを読み、少しでも伊那谷に興味を持ってくれた方がいたら、ぜひ一緒に活動に行きましょう!!そして、伊那谷の魅力を自分の肌で感じ、伊那谷を好きになって、ともに伊那谷の活動を広めていきましょう!!

立命館大学3年久保田夏菜

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